Seasons 3

珍事件 ページ45

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翔吾 side




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PM 04:12









"本当に、申し訳ありません…！"








目の前で頭を下げるホテルの責任者。








なぜ、こんな状況になっているのかというと。








THROW YA FISTのツアー真っ只中、

地方公演で開演時間も早いため前日入りをして。







前日リハーサルを終え、メンバーとご飯に行こうと

ホテルに荷物を置きに来たのだが








スタッフ 「ホテル側の手違いで、Aの部屋がダブルブッキングしてたらしい。」








生憎他の部屋はもう満室。








何度も頭を下げるホテルのスタッフ


困り果てたスタッフさん









LIKIYA 「誰かのとこ泊まれば良くない？」

「え、でも…」

陸 「ほら、迷惑かかるとか思わないの。」

拓磨 「他のスタッフさんのとこより、俺らのとこの方がいいでしょ。」









確かに、寮生活をしていた俺らは

一緒に生活するのももう慣れている。








女性スタッフさんも沢山いるが ライブも控えており

何より毎日一緒にいて生活してきたメンバーの方が

過ごしやすいだろう。









「じゃあ、お言葉に甘えて…」

山彰 「で、誰んとこ泊まる？」









問題は 誰の部屋へ行くか。








A以外のメンバーは基本的には2人部屋。








今ホテルのロビーにいるのは、

先にバンに乗って会場を出た





翔吾・海青
陸・陣
LIKIYA・山彰
昂秀・龍





の8人。









龍 「俺らのとこ来る？」

陣 「お前ら夜中までゲームするやろ(笑)」

LIKIYA 「翔吾のとこは？」

翔吾 「俺は全然いいですよ。な？海青。」

海青 「もちろんです。」

山彰 「A、いい？」

「あ、はい…お願いします。」









その数時間後、食事中に

その話を聞いた後便のメンバーは…








健太 「ええ！Aと泊まるとかズルい！」

壱馬 「俺らのとこ来たら良かったのに。」

北人 「そうじゃん、ボーカル組だし。」

昂秀 「いやAボーカル兼パフォーマーですから。」

樹 「俺らの部屋でも良かったのにね。」

翔平 「樹はむっつりスケベだからな。」

慎 「…俺もAと泊まりたかった。」








陣 「あいつらみんな後便で良かったな。」

LIKIYA 「確かに(笑)」






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