いつメン

≫北人 トナカイ ページ43

樹「今回のライブのプレゼント、クリスマス系が多いね」


『今週クリスマスだもんね(笑)』


ファンの皆さんのプレゼントを見ながらいっくんと話をする。


北「何してるの？」


『あ！北ちゃん！北ちゃんはこれ(笑)』


トナカイの帽子を北ちゃんに被せた。


北「何？」


ｶｼｬｯ

『トナカイだよ。北ちゃん似合ってる！かわいい！(笑)』


かわいい北ちゃんを写真に納めた。


今日は皆クリスマスのことが頭に残ったのか、誰かがLast Christmasを口ずさんでいるのが聞こえる。


『うわぁ！歌ってるの誰！？イケボ！！』


陸「僕〜♪」


『りっくんさすが‥』


陸「かっこいい？」


『かっこいいよ！』


健「じゃあ健太も〜」


それから健太さんや他の人も何人か歌いだして、もはや判別できない‥


『待って、確実に一人違う人いる(笑)』


一人だけwe wish you a merry Christmasを歌っている。


『しょへでしょ(笑)』


平「バレましたか！あちゃー！」



樹「あ、Aこれ被って」


皆の方を見ていたけど、いっくんの方を向きなおした。


いっくんに被せられたのはサンタの帽子。


樹「Aサンタ。」


『北ちゃんトナカイとプレゼントを配ってまわらなきゃ！(笑)』


北「Aサンタは俺だけにプレゼントを配ればいいの」


北ちゃんは拗ねたように私を後ろから抱き締めた。


『トナカイさんに？(笑)』


北「そ！ちゃんとサンタのために歌うよ？」


そう言うとそのままLast Christmasを歌い出し、耳元だから北ちゃんの歌声だけが聞こえる。


『耳元はやばい‥//』


耐えられず下を向くと、北ちゃんは続けて尋ねる。


北「かっこよかった？惚れる？」


『やばかった‥惚れる//』


北「プレゼントくれる気になった？」


『うん//(笑)』


北「やった！！」


壱「Aサンタもいい子にしてたらカズマクロースがきっと来るで。」


たまたまなのか狙ったのか今日は赤い上着を着てる壱馬くんがそう言った。


『ほんと？じゃあ、いい子にしとかなきゃ(笑)』


樹「A‥俺には？」


健「健太も〜」


北「サンタと一緒にいるトナカイが優先です〜！」


結局、クリスマスイブには皆でパーティーをした。


もちろん、かわいいトナカイさんにもプレゼント渡しました(笑)

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