いつメン

≫慎 暗闇 ページ16

今日はライブに向けてリハーサルがあって、前半はボーカルの、後半は皆でダンスのリハをした。


力「はい、じゃあお疲れさま」


陣「準備した人から移動〜」


ぞろぞろと皆が出ていってしまう。


え、待って。私最後とか嫌だ‥


真っ暗なスタジオとか‥


部屋を出るときまこっちゃんを発見。


『あ！まこっちゃん！』


慎「電気のスイッチそこね。ほら、行きますよ」


『え！待って待って！一人で暗闇の中とか嫌だ！』


電気を消して、まこっちゃんのところへ急いだ。


ﾄﾞﾝｯ

『‥‥痛っ。』


まだ暗いのに目がなれてなくてまこっちゃんにぶつかった。


『あ‥ごめん、まこっちゃん‥』


慎「はい、行くよ」


まこっちゃんが私の手を取って、二人で一緒に移動した。


もしかして出るの待っててくれた‥？


陣「よし。二人来たしそろったな」


壱「あ、慎がAと手繋いどる！」


北「え！」


『スタジオ真っ暗だったから手繋いでくれたの』


壱「一緒におれば良かった‥」


そのまま隣どうしまこっちゃんと席に座った。



慎「A、暗いのだめ？」


『うーん‥慣れてるところは大丈夫だけど、あんまり慣れない場所で真っ暗は‥』


慎「ふーん(笑)」


『あ、今バカにした？』


慎「してませーん」


『絶対した！(笑)』


陣「ほら、そこの二人イチャイチャしない！」


北「A、今度俺と手繋ごうね！」


壱「俺やろ？」


それから暗いところではまこっちゃんが手を繋いでくれるようになった。

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