猫系女子と演技練習（Itsuki.F） ページ37
・
ただいま俺の部屋でくつろいでる猫が1匹います
小動物系とか言われてるのよく聞くけど
俺からしたら完全に猫。
ソファーでくつろいでるから横に座って頭を撫でようとすると「 んー！」って避けられるし逆に構わず放っておくと「 なぁ 」って寄ってきて上目遣いで見てくるし…
「 お前は猫か 」
『 は？ 』
「 いや別に 」
思わず口に出したら変な目で見られた
でも今日は甘えたモードなのか引っ付いてくる
『 樹、ぎゅーしてほしい 』
言われた通り抱きしめると
「 んっ 」なんて声出して胸元に擦り寄ってくる
擽ったいからやめてほしいけど
「 なんかあった？ 」
『 別に 』
さっきまで顔を合わせてなかったのに
急に顔を見上げられて戸惑う
「 なに 」
『 まこの主人公見たらキスしたくなった 』
「 は？ 」
『 そしたら樹との思い出しちゃった、それだけ 』
そう言ってまた顔を胸元に埋めてぎゅっと抱きしめてくる
たしかに去年お酒の力も借りて
2人して興味本位でキスしたこともあったななんて思い出す
あとはプリンスの時の練習か…
「 Aこっちみて 」
『 いや 』
「 いいから 」
全然顔をあげないAの顎をクイッと持ち上げて優しくキスをする
『 なんで… 』
「 まこっちゃんこんな感じのキスしとったやん 」
『 そうだけど 』
「 これは演技練習 ｣
『 え 』
「 演技練習だったらA付き合ってくれるじゃん 」
『 …そやけど 』
「 もう1回だけ練習させて？ 」
演技練習という口実を作ってもう一度唇に触れる
メンバーには内緒だけど…
・
「 なんで樹とAって付き合わねぇんだろうな 」
「 絶対気が合うのに 」
「 もう好きを超えてるんじゃない？ 」
「 それは深い言葉！もっとちょうだい！ 」
「 恋愛を超えて当たり前に隣にいる存在というか… 」
「 いやもうそれ夫婦じゃん 」
( 壱馬 / 慎 / 翔吾 / 陸 / 彰吾 )
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
虹色。(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！更新頑張りますのでこれからもよろしくお願いします！ (2019年12月4日 21時) (
レス) id: 45df2481cd (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - ランぺ大好きですRIKUくんと北人君と樹君と翔吾君と壱馬君とまことくん寄りのオールです最高です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年12月4日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：虹色。 | 作成日時：2019年12月4日 5時
