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#14 ページ16

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朝起きると真っ白な服に身を包んだ
健太さんが寝ていて

綺麗に畳まれた制服が並べられていた



健太さんはこれを毎朝見てやるせない気持ちで
毎朝を送ってたのかな...

形は違っても...




.




.




健さんも私も同じ"1人"だったのかもしれない



健太『んん...A?』

『健さん、おはようございます』

健太『おはよう^^』



朝ご飯を済ませて準備をすると
玄関には大きな車が1台並んでいた



『あれ、健さんのじゃないですよね?』

健太『あぁ多分だけど...』





車から降りてきたのは瑠唯さんの姿



健太『やっぱり瑠唯だ

どうかしたの?こっち逆方面だよね?』

瑠唯『うん ちょっと人と会う予定があってね

健太の執事さんに連絡して送りはいらないって
伝えたんだ、迎えだけお願いって


この道通り道だし良いかなって』

健太『あぁそういうこと

じゃあ御言葉に甘えてお邪魔しようかな』

瑠唯『どうぞどうぞ

まぁ俺の車じゃないけど笑』



車に乗ると普段瑠唯さんから香る香水の香りが
充満していた



瑠執『行き先は高校で大丈夫ですか?』

瑠唯『うんお願い』

瑠執『かしこまりました』



健さんの運転手さんも運転が下手なわけでは
ないけど

瑠唯さんの執事さんの運転は他の人とは
比じゃなかった


本当にここは車の中なのか、
そう思わせるくらい


健太『瑠唯の親は特にそういうのに
こだわるからなぁ〜』

瑠唯『俺は特に何でもいいんだけど^^;』

瑠執『瑠唯様 それを私の前で言いますか?』

瑠唯『あ、ごめんごめん笑』




揺られること数分であっという間に
学校に到着した




瑠唯『じゃあ今日頼んだことよろしくね

できれば今日中にくれると嬉しいな』

瑠執『かしこまりました』



そう言って去っていった執事さん

頼んだことってなんだろう...



健太『瑠唯何頼んだの?』

瑠唯『ん?あぁ例の転校生の情報を集める様に
って伝えたんだよ

どうせ潰すなら全て公にしてからの方が
面白いでしょ^^』

健太『...俺久しぶりに瑠唯の笑顔が怖いって
感じた』

『私もです...汗』

瑠唯『やだなぁ〜人聞きの悪い笑


それにこれはLIKIYAさんにれっきとした
頼まれごとだからね?』




"まぁ俺も少しは楽しんでるけど笑"





そう言って笑った瑠唯さんの笑みが

少し黒かったことに私はあえて気づかない
ふりをしていつもの屋上に向かった




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misakiiii0422(プロフ) - 続き楽しみに待っています。これからも頑張ってください。 (2019年3月21日 13時) (レス) id: b94b2029f8 (このIDを非表示/違反報告)
怜愛(プロフ) - 帰ってくるの待ってました!応援してます! (2019年3月13日 21時) (レス) id: e361b3196c (このIDを非表示/違反報告)
いるみ84(プロフ) - 続きみたいです!更新待ってます。 (2019年3月11日 19時) (レス) id: 22469cba5a (このIDを非表示/違反報告)
小田島陸 - 壱馬、どうなっちゃうんですか?というか、まこっちゃんは?更新待ってます (2018年9月14日 21時) (レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
みか(プロフ) - 続き見たいです! (2017年11月20日 0時) (レス) id: 3e5601ce73 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Ch.08 | 作成日時:2017年5月8日 7時

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