. ページ22
……ただ、(馴れ馴れしさを除いて)これらの性質は自身の熱中するものが目の前にあれば即座に剥がれてしまうのが玉に瑕。猫とか、好きな人とか。
こんな時には彼らしからぬ言動────主に調子に乗りまくった発言やくだらないイタズラなど────が多く見られ、相手を振り回すのが楽しくてたまらない、といった表情を表に出す。また、この時相手から邪険に扱われても構われても更にテンションを上げてしまうことになる。厄介。反応しないのが1番の対処法なのだが、そうなると彼の「ねえねえ」に長時間耐えられるかが最大の問題になってきたり。
一度夢中になれば二度とその興味は薄らがないのではと思うほどに冷めにくいタイプ。子供の頃に好きだった遊びは今も好き。その分熱が入るまでに時間がかかったり、そもそも興味が微塵も湧かないということがほとんど。言い換えれば、子供の頃から好みが全く変わらない、ということになる。
そんな彼だが、見えないところでは他人の期待に応えることに常に追われているようで。ずっと優等生であったために今まで以上の結果を求められることは多く、失望されてしまうことに極端に恐怖を抱いているがゆえに、無理をしてでも、笑顔を取り繕ってでも成果を上げることに執着している。“今まで通り”ではダメなのだ。もっと上手にならなければならないのだ。肩の力を抜いてはいけないのだ。弱音を吐いてはならないのだ。
【役職】魔法省 税務課 職員
【使い魔】
ピンク色のなんだかヤバそうな色をしたコウモリ。詳しく言うとオオコウモリ。名前は「エリザベス」だそうなのだが、性別は不明。小さく見えても、翼を広げるとなんと2m！メルヴィル曰く、「大きくてかっこいいでしょう！」。ちょっと前に魔法で色を変えおめかししてやったら、すっかり気に入ってしまったのでそのままにしている。
基本は大人しいのだが、周りで騒いでいる動物がいるとつられて騒ぎ出す。若干アホなので。黒い髪の人間がいると、仲間だと思い込んでアタック(物理)することがある……かもしれない。痛そう。
ちなみに雪が好きです。食的な意味で。果実や花の蜜ももちろん好き。
……数年前まではツバメを使い魔としていたのだが、不慮の事故によって亡くなってしまった。メルヴィルの“運命(本人談)”との出会いのきっかけを担った永遠のMVP。
【サンプルボイス】
一人称…僕
二人称…君
「はじめまして。僕の名前はメルヴィル・スウィーニー。どうか君のお名前も聞かせてくださいな！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：疫病 | 作成日時：2022年5月5日 18時
