吉野順平ガチ勢が原作をぶっ壊す話【呪術廻戦】 (ページ45)

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焼くか煮るか引き裂くか、どれがいいと思う？ページ45

順平side

｢Aは足か拳のどっちかに偏る癖があるね、折角力強いんだから体全体を使わないと｣

『容赦なさすぎでしょ、背中いてぇ…』

｢ほら立って！実践じゃ止まったら死ぬよ！｣

結論から言おう、僕たちはこの高専の生徒として迎え入れられることとなった

しかもAくんの交渉と情報提示によって学費は全額免除

その上Aくんに至っては本当に改造人間を元に戻したらしく

高専から謝礼金という名の高額援助が出たらしい、僕まで待遇が良すぎて少し怖いくらいだ

母さんに話した時は、一瞬戸惑っていたがすぐに了承してくれた

その代わり頻繁に顔を出すことを約束された

｢《1人でやろうとせず、ちゃんと頼るんだよ、死んだら終わりなんだから》｣

母さんが言った言葉が頭に残る

母さん、ボクも強くなって、いつか頼られる側になれるようになるから

｢はい！次順平くん！｣

｢は、はいっ！｣

『おいてめぇゴルァ順平吹っ飛ばしたりしたらボクがぶっ飛ばしてやる！！！』

｢元気いいねぇ〜、なら2人まとめてかかってきなさい！！｣

『次こそ顔面に蹴り入れてやらぁ！』

｢Aくん殺意高いね？！｣

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順平side続

『くっそあの野郎…無駄に身長高くてと顔だけいいのがムカつく…』

｢でもA初めてで五条先生の投げ技の受け身取れてたのはすげぇと思うよ？俺腰強打したもん｣

｢うん、僕も凄いと思う、後半はフェイントとか掛けれるくらいになってたし｣

地下室のソファ、3人でひとつのソファに座って映画を鑑賞する

呪力を一定量流していないと殴ってくるぬいぐるみを持たされてから

まだ1本も映画を見終わってないというのに

僕は既に3発ほど殴られていた

殴られる度にAがぬいぐるみを引き裂こうとするため

冷や汗を流しながら集中し続ける

｢てかAなんでそんな呪力の扱い慣れてんの？独学っしょ？｣

『ん〜、そればっかりはわかんないなぁ…』

｢ズバリ！才能だね！｣

突如後ろから聞こえた声に思わず呪力を流すのを忘れてしまい殴られそうになる

だがAがその拳を受け止め、ついでと言わんばかりに

背後に現れた五条先生に拳を振りかざした、避けられてたけど…

｢ちょっとA〜？順平のこと大好きなのはわかるけど庇っちゃ意味ないって｣

『じゃあもう少し威力落とせや』

｢それも意味ないんだってば〜｣

今にも掴みかかりそうなAを横目に、ボクは映画へと視線を戻す

早く僕も、強くなりたいな