吉野順平ガチ勢が原作をぶっ壊す話【呪術廻戦】

排水溝ノ中 ページ41

真人side



｢…ッはは……やってくれるじゃん…あの餓鬼…｣



たどり着いた排水溝の先

柊Aの攻撃が体に響き

まるで毒のようにしっかりと爪痕が残された中


俺は切れる息を整える


あれが両面宿儺、現時点では漏瑚より呪力の総量は劣るというのにあの存在感だ

そして柊A、夏油が早めに処理しておきたがっていた理由がわかった

アレは異常だ、今はまだ未熟だけど、魂だけを操る俺とは比にならない、天性の才能

それが彼奴にはある

そしてその力の全ては、吉野順平1人のために振るわれている


両面宿儺が復活すれば、俺たちが全滅しても呪いの時代は来るだろう

だが


｢あぁ……困ったな俺は今どうしようも無く、虎杖悠仁と、柊Aをこの手で殺したい…！｣


それがたとえ宿儺の怒りを買うことだとしても

それほどまでに遊び足りないのだ

嗚呼、本当にもどかしい


｢……そうだ、ひとつあるじゃん…｣


虎杖悠仁にとっても、特に柊Aにとっては

失っては立ち直れないほどに傷つける人物が

どれだけ強い能力を持っていても、人間の精神は酷く脆い



｢次は、吉野順平を殺そう、そうすれば……｣




彼奴らの、絶望した顔が見れる……！




暗い闇が立ち込める排水溝の中

酷く楽しげで、酷く狂気じみた笑みが響いた

瀕死から目が覚めた先にいた人を天使と思い込むのは仕方ない→←そう言えばみんなボクが熱あるの忘れてない？

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