「私、笑えませんから」【SixTONES】 (ページ37)

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中々寝付けなかったけど
いつの間にか眠りについていた

迎の車に乗り込むとすでに北斗が乗っていた

北「おはよう」

『おはよう』

北「体調大丈夫か」

『多分平気』

はいって言いながら
手を差し出してくれた北斗

北「発作起きそうになったら誰でもいいからすぐ周りに言ってよ」

『うん、わかってるよ』

車を降りてからも手を握ったまま
スタッフさんに誘導されて楽屋に向かった

ジ「おはよう～」

慎「はよ～」

『おはよう』

北「おはよう」

荷物を置いて、北斗が本を読みはじめたから
慎太郎の横になんとなく行ってみる

私の精一杯の空元気

慎「A、これ食べる？」

『本番前にチョコ～？』

北「とか言って食うよこいつ」

『おいしいこれ』

ジ「え、俺もちょ～だい～」

空元気でも気持ちを高めるための私なりの選択
せっかく1年に一度会えるか会えないかのファンとの貴重な時間

魅せるべき私を見せなきゃいけないから