~fyrtiotva~ ページ43
教授は、生徒を二人ずつ組みにしておできを治す簡単な薬の調合をさせた。
「スネイプ教授、見て回っても宜しいでしょうか？」
ス「許可しよう」
一生懸命に生徒達が干しイラクサを計り、蛇の牙を砕くのを見回る。
不意に視線に入ったネビル・ロングボトム。
火に当てたままの大鍋に山嵐の針を入れようとするのでその手を咄嗟に掴んだ。
掴んだ手に大鍋で煮立っている液が跳ね皮膚に当たる。
熱かったが顔には、出さずにネビルの顔を見た。
不思議そうに私の顔を見るネビル。
「よく教科書を読んで」
ネ「え」
「山嵐の針を入れるのは、大鍋を火から下ろしてから」
シェ「ほら、ネビル。僕の言った通りじゃないか」
ネ「本当だ。ごめん、シェーマス」
シェ「Aさんもありがとうございます」
「いいえ、大惨事になってネビルやシェーマスにおできが出来なくて良かった」
ネビルの手を掴んでいた手を離しローブの中に引っ込めた。
「これ以上、グリフィンドールは減点されたくないしね」
二人の耳元で言いながら席を離される。
さっきから他のグリフィンドール生が注意されているから。
そんなに注意しなくても良いのにな。
あっという間に一時間過ぎ、授業が終わる。
順々に生徒達が出て行くのを待っているとハリーが私のローブを掴んで来た。
「ん？」
ハ「さっきは、ありがとう」
「ほんと意地悪だよね」
薬品が並ぶ棚を整頓している教授には、聞こえないように小声で言う。
ロ「Aがあの時、助けてくれなかったら減点されてたよ」
「きっと今後は、私がいない時に意地悪しそうだからしっかり勉強はするように」
ロ「にしてもよく分かったね」
「大人ですから」
ハ「あ、そうだ。Aもハグリッドの所に来る？」
ス「Ms.ノジェイスは、片付けがある」
いつの間にか背後に立っている教授が言う。
「そうみたい。ハグリッドの所には、また行くから行く時は誘ってね」
ハ「う、うん」
顔を真っ青にした二人が教室を出て行った。
「片付けとは、何をすれば…」
言葉が途中で切れてしまう。
ローブで隠していた手を握られたから。
「知ってたんですか」
ス「大人だからな」
笑うと握られた手を強く握られた。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
