~sjutton~ ページ18
ハ「いったいどうやって寮を決めるんですか」
「試験的な感じなのかな？」
ロ「感じなのかなって此処の先生じゃないの？」
「実は、私先日雇われたばかりでね」
ロ「確かにフレッドもジョージもこんな先生がいるって言ってなかった」
「図書館管理のA・ノジェイス・ローレンよ。よろしくね」
まずは、眼鏡を掛けた子に手を差し出す。
ハ「ハリー・ポッター」
「ハリーね」
小さな手を握って何回か上下に振る。
ロ「ロナウド・ビリウス・ウィーズリー。ロンで良いよ」
「えぇ、よろしくね。ロン」
ロンと握手をしていると後ろの壁からゴーストが二十人ぐらい現れた。
大量のゴーストの出現に咄嗟にロンの後ろに隠れる。
ロ「ちょっと！」
「お化けは無理なの！」
ゴースト達は、何やら議論をしているようだ。
ロンの背中から様子を伺うと太った小柄な修道士みたいなゴーストが口を開いていた。
『もう許して、忘れなされ。彼にもう一度チャンスを与えましょうぞ』
『修道士さん、ビーブスには、あいつにとって充分すぎるくらいのチャンスをやったではないですか。我々の面汚しですよ。しかも、ご存じのように、奴は本当のゴーストではない…おや、ここで何をしているのですかな？』
ひだ襟の付いた上着にタイツを履いたゴーストが、急に一年生達に気づいて声を掛けた。
「く、く、組み分け儀式の前です」
ロンの背中から顔を出して言う。
『そうか。組み分けか』
太った修道士が一年生に微笑みかけた。
私の言葉に周りにいた生徒が頷いてくれる。
『ハッフルパフで会えると良いな。わしは、そこの卒業生じゃからの』
マ「さぁ、行きますよ。組み分け儀式が間もなく始まります」
後方の扉からマクゴナガル先生が戻って来る。
「ふぅ」
安堵の溜息を吐く。
ゴーストは、一人ずつ前方の壁を抜けて出て行った。
マ「一列になって。ついて来て下さい」
「行こっか」
固まっている二人の背中を押しながら大広間へ向かった。
二重扉を通り、大広間に入ると不思議な光景が広がっている。
蠟燭が宙に浮かび、空は黒くその中に星が点々を煌びやかに光り輝いていた。
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ぷぷぷ - ダンブルドアって書かないのはあえてなのかな (8月22日 8時) (
レス) @page10 id: 5bee2b7465 (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - フォールさん» フォール様初めまして！コメントありがとうございます！面白いと言っていただけてとても嬉しいです。なかなか更新は出来ませんが生一杯頑張りますので完結まで長いと思いますがよろしくお願いします。 (2023年1月23日 21時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
フォール(プロフ) - めっちゃおもしろいです！どんな展開になるのか続きが楽しみです！！応援してます！ (2023年1月23日 20時) (レス) @page24 id: eb505c02be (このIDを非表示/違反報告)
アルマジロ(プロフ) - 箱さん» 箱様、初めましてアルマジロです。コメントありがとうございます。箱様の素敵なコメントに凄く嬉しくて飛び跳ねそうです。これからも子の作品をよろしくお願いします。 (2023年1月18日 18時) (レス) id: b1fa09fe0f (このIDを非表示/違反報告)
箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年1月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アルマジロ
| 作成日時：2023年1月10日 23時
