疲れたあなたを2434たちが出迎えてくれるそうです【短編集】

三i枝明i那４ ページ4

やっぱり本当にいい彼氏だな、と絶対に本人には言えないようなことを考えながら用意し続ける明那の顔をまじまじと眺めていると



「そんなに見られると照れるんですけど。ほら、ベット準備できたよ」



軽口を叩きながら明那が近寄ってくる



さっきの真っ赤になった明那を思い出して、愛おしさが爆発しそう
なんか、なんかしたいな、愛情表現ってやつ…でも、恥ずかしい



そうだ、私は疲れ過ぎて頭が回っていないんだ、そういうことにしておこう
私は立ち上がって、近寄ってきた明那の腕をぐいっと引っ張り抱きしめた



「……ありがと。今日だけじゃなくて、いつも。本当に感謝してるし、その……」



何が起きているかわかってない顔の明那、ちょっと面白いな、と思いながら言葉を続ける。



「だ、大好き、だから！！……じゃ、じゃあね！おやすみ！！！」



思ってたより大声で叫んじゃったし、死ぬほど恥ずかしいし、すごい緊張したし……



それを隠すように、明那を私が座っていたソファーにぽすっと投げ捨てて寝室に走る



「ずるすぎんでしょ、ほんっっとに可愛い……」



なんて聞こえた気がしたけどもう私にはキャパオーバーだ
ベットに丸まり、記憶を飛ばすように私は眠りに落ちた


三枝明那 fin


予想よりだいぶ長くなった気がしますが三枝明那編はいったんこれで終わりです！
ここまで駄作に付き合ってくださりありがとうございます、、！
また別のにじさんじの方でも書こうと思っているので引き続きよろしくお願いします！

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