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『いつ気づいたの』
しばらく間を開けてから質問した
rbr「初めてAさんが俺の名前を呼んだ時」
同じくらいの間を開けてロボロくんが口を開く
確かに私はロボロくんの名前を聞く前に
彼の名前を呼んだことがある
でも私が生徒会の一員であるロボロくんの名前を
知っていても何もおかしくないだろうと思って
ロボロくんの次の言葉を待った
rbr「不思議な気持ちやった
名前を呼ばれた時、懐かしくて、愛おしくて
そんで全部思い出した」
『だから私の名前も知ってたんだ』
ロボロくんがゆっくりと頷く
rbr「せやからあの女子生徒達のことも知っとった
Aさんが今日呼び出されるって知っとったら...」
唇を噛み締める姿を見て胸が痛くなった
その場に立ち止まってしまった私を見て
ロボロくんは緩く笑う
rbr「これからはAさんにこんな思いさせへんよ」
絶対、と付け足して先程よりも強く手を握ってくれる
『頼もしいなぁ』
rbr「好きな女性を悲しませる男じゃないからな」
『かっこいいじゃん』
rbr「ふへへ、ありがとさん」
そう言ってロボロくんは初めて会った時と同じように
鼻を触って微笑んだ
クラスの前に着くと名残惜しそうに私を見る
rbr「ほんまに、これからは俺の事頼ってな」
『どうだろ、自分の問題は自分で解決しちゃうかも』
rbr「あかんやん」
『うそうそ、頼るよ、絶対』
rbr「それでよろしい」
先程まで繋がれていた手を私の頬まで伸ばし
優しく触れて愛おしそうに目じりを下げる
しばらくそのまま見つめ合った後
ロボロくんは自分のクラスへと戻って行った
教室へ1歩踏み入れると
どんよりとした空気が私を襲う
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ウナギ子(プロフ) - 粉みるく。さん» コメントありがとうございます！受験勉強からの現実逃避ですので、つい投稿しちゃうんですよね笑 (2020年6月10日 21時) (
レス) id: 0ae7ee3071 (このIDを非表示/違反報告)
ウナギ子(プロフ) - 林です。嘘です。さん» 最高ですねありがとうございます笑 (2020年6月10日 21時) (レス) id: 0ae7ee3071 (このIDを非表示/違反報告)
粉みるく。(プロフ) - 初コメ失礼します))めっちゃ更新するじゃないすか…いや天才かよ(天才だな) (2020年6月10日 21時) (レス) id: 091f5a802b (このIDを非表示/違反報告)
林です。嘘です。 - 尊い無理好き ﾀﾞｲﾁｭｷ ほんとに婚約届けだしますわ。 えーっと、 夫の名前は、林です。嘘です。 で、 嫁さんはウナギ子さんっとよし出してきm(( あれ？ 私何をして、、、、、、、 (2020年6月10日 19時) (レス) id: aa4022e14b (このIDを非表示/違反報告)
ウナギ子(プロフ) - 仰げば尊死さん» アオゲバトウトシさん…！！生きて...！！喜んでいただけて嬉しいです！！ (2020年6月9日 22時) (レス) id: 0ae7ee3071 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウナギ子 | 作成日時：2020年6月7日 12時
