恋と愛～GENERATIONS～ (ページ2)

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Aepisode

愛ってなんだんだろう。
愛し合うってなんだんだろう。

そんなことばっか考えてる。

好き。だけど愛にはならない。

好きと愛の違いはなんだんだろうか。

涼太「A！お待たせ！」

A「あ、ううん！大丈夫だよ！」

涼太「じゃ、行こっか。」

A「うん！」

涼太は、私の大好きな大好きな彼氏。
私のことをいつも大切にしてくれて、"愛"してくれる。

私も好き。好きなんだけど、"愛"じゃない…。

こんな事を涼太へ告げたらどんな顔をするだろう。

そう考えただけで寒気がする。

別れたいわけじゃない。
逆に側にいてほしい。

なのに、なのに…。

愛には…ならないんだ。

涼太「あ、そうだ！明日さ休み？」

A「え？あ、うん！休みだよ！」

涼太「じゃあさ、デートしようよ。俺も休みだからさ。」

A「うん！楽しみ！」

久しぶりのデートかぁ。楽しみだな！
てか急にどうしたんだろ。

そう思っていると涼太が口を開いた。

涼太「てかさ、今日男と喋ってたでしょ？」

A「いや、てか見てたの？」

涼太「たまたま見えたの。で、なんで喋ってたんですか？」

いやコレ完全に怒ってるじゃん。
別になんも関係ないんだけどな…笑

A「なんか残業してほしいとかなんとか言われたんです。だから断わりましたー。」

私がそう言うと、

涼太「俺を待つために？」

なんて私の顔を覗きながら聞いてくる涼太。

もう心臓止まっちゃう…。
涼太はすごいよ。いつでも私をドキドキさせる天才。

なんか恥ずかしくなってごまかそうとする。

A「な、なわけないじゃん！た、ただ今日はやりたくなかっただけだし！」

涼太「とか言って俺待ってたじゃん。可愛いなホント。」

A「うるちゃい。」

プイッと横を向くと、「ごめんごめん」って笑いながら言ってくる涼太。

その笑顔が眩しくて、キラキラしてて。

やっぱり涼太はすごいな。なんて思う。

好き。大好き。
涼太以外ありえないぐらい好き。

でも、愛にはならない。

愛にはなれないんだ…。