14：幼なじみ ページ20
「･････････････････････どちら様でございますか?」
・
私の冷たい声に、電話の相手が押し黙る。
･･･私をなめるなよ、誰だか知らないけど。
知り合いの1人や2人、違うとなればすぐにわかるんだから。
・
「え、えーと･･････」
「切りますね。失礼します」
「あっ、待って待って!!」
・
・
受話器を置こうとすると、またもやむだに大きく明るい声が響いてくる。
･･･どうにも、耳ざわりな声だ。
どっかで聞いたことあるような、ないような････
・
「俺だよ俺!神田夏樹!!」
・
・
・
・
―――――――――･･･神田、夏樹?
・
･････････････････････････････!
・
「･･･ああああぁあッ!?神田夏樹いぃぃっ!?!?!?」
「思い出してくれた?夏樹でーすｗ」
・
神田夏樹といえば･･･、神田夏樹といえば･････････････。
私の、･･･生涯最大の･･･････････!
・
「何を今さらッ!?何の用よ、もういい切るから!!」
「いや待ておいっ!おいA･･････････」
・
・
―――――――――――――――ｶﾞｼｬﾝ!!
・
受話器を、これでもかと強く叩きつける。
おかげで、軽くﾊﾞｷｯという音がしたけど、今はスルーだ。
・
「かかか･･･、神田、夏樹･････････････!」
・
神田夏樹。
私の幼なじみであり、生涯最大のライバルだ。
･･･だがしかし、ライバルといっても、勝利などを争うような高く値のついたものじゃない。
・
あいつは、かつての私に様々な迷惑行為を繰り返してきた。
たとえばスカートをめくったりキスをせがんだり、途方もなくウザい奴。
人の『初めて』をかたっぱしから強奪していくような奴だ。
・
・
あいつのことを思い出すだけで、
全身がぞくぞくするわ、冷や汗かくわで本当にめんどくさい存在。
しかも奴はそれを、私の愛情表現と勘違いし･･･
・
「あー、気分が悪いッ!!!」
・
神童邸の広い部屋の中。
私は1人、雄叫びを上げた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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革ベルト
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*朱音 〜ｱｶﾈ〜*(プロフ) - 神サマ可愛い…っ!! (2012年12月27日 15時) (
レス) id: 5fccc26553 (このIDを非表示/違反報告)
霧野法佳(プロフ) - この小説楽しいですよ！！！！(ガチ)荒らしとかするやつ見なければいいのに・・・。。。応援してますよん＾＾ (2011年12月29日 21時) (レス) id: 01dab4b1fb (このIDを非表示/違反報告)
さあや(プロフ) - ヤバい！神小説を見つけた！！更新頑張ってください！！ (2011年12月28日 23時) (レス) id: bea09912b0 (このIDを非表示/違反報告)
ナガサキ - こんにちわ！ナガサキと言います、 リサｓの小説チョー面白いです!友希いいですか？ アンケートは２で、モーソーしてたら鼻からケチャップが…あ、失礼しました<m(__)m> 頑張ってください☆（*^_^*） (2011年12月3日 15時) (レス) id: 515d308d1d (このIDを非表示/違反報告)
心優 - ちは！心優です。楽しい♪♪♪ (2011年11月28日 23時) (レス) id: f017e07f85 (このIDを非表示/違反報告)
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