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*
ある日の夜
向かった先に
ある石には「波風」と彫られていた
人間は死ぬとここに入る
骨となったあの女、A
「死んだお前を喰うという約束、
お前が破棄するからお前を喰えなかった」
あの日、男を殺してから
再びAのいる屋敷に行った
死んだら喰っていいと言っていたお前を
俺は喰なかった
100歳になっていない
安らかに眠ることすらできなかったお前を
喰うことができなかった
「俺はまた"守れなかった"」
ボソリとこぼした言葉
なぜそんなことを言ったのか
自分でもわからずに無言になる
「俺は人間の頃にも同じような感情を
抱いていた」
その感情に名前をつけるのは
難しい
「次会った時は死んだお前を喰べよう。
ーーー約束だ」
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ちひろ(プロフ) - 本気で消さないでほしい、定期的に読んでる小説No. 1 (2020年12月15日 2時) (
レス) id: 7c16c151d9 (このIDを非表示/違反報告)
りおり - 切ない…とっても素敵なお話です！猗窩座さん好きです… (2020年10月31日 5時) (レス) id: 0ce86c1008 (このIDを非表示/違反報告)
ぷれえと - うわぁ・・・泣く。 (2020年10月23日 22時) (レス) id: 033e760d76 (このIDを非表示/違反報告)
善炭猗窩推し♪ - 泣きました。猗窩座推し♪恋雪ちゃんも、可愛いですよね！悲しかったけどいい話でした♪あっ関係ないけど小6ですw猗窩座大好きです。 (2020年10月21日 15時) (レス) id: b6d5995114 (このIDを非表示/違反報告)
りん - 半泣きしましたｗ (2020年8月2日 8時) (レス) id: b5561a028e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2020年1月14日 18時
