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ーーーは?
何やってやがんだあの馬鹿女は。


Aが時透の頬に接吻をしているところを見、思わず食いかけていたおはぎを落としてしまうところだった。


それに耳まで真っ赤にさせてやがる時透。アイツ、Aのこと好きなのか。…………気づかなかった。いや、今はそこじゃねぇ。問題はAだ。アイツは馬鹿だから何の考えもなしに、接吻をしたんだろう。



「もう頬にちゅーしてって、無一郎くんは本当に弟属性だよね〜!!きゃんわいい!」

「………弟属性?」



時透に要求されたのか。それを何の疑いもなくやるAもAだ。アイツが調子に乗るだけだろがァ馬鹿め。


楽しそうに話に花を咲かせている、Aが一方的に。だが、それは時透が自分の死んだ弟に似ているとかなんとか。よく話は聞こえてこねぇ。


それに耳を済ませる。全集中、耳の呼吸だ。全神経を耳に集中させて、二人の言葉を一句残さず聞き取る。



「僕はAの弟じゃないよ」

「そりゃ、そうだよ。無一郎くんは無一郎くんでしょ?」

「Aは僕のこと子供扱いするよね」

「前にも言ったじゃん私より年下なんだから子供でしょ」



あまり話が噛み合っていない。
時透が言いたいのはそう言うことではないのだろう。だけど、Aのやつが馬鹿なあまり時透が求める言葉を考え切れていないのだ。


それに時透が痺れを切らした。
俺の目の前では、俺の継子(16)が同僚である霞柱(14)に押し倒された。頬杖をついていた俺は、思わず肘を浮かせ「は?」と声を漏らす。



「俺だって、男だよ」



.

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設定タグ:鬼滅の刃 , 風柱 , 不死川実弥   
作品ジャンル:アニメ
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ぶどう - カッコ仮ってシュタゲかw w (2021年2月4日 21時) (レス) id: 87d010c47c (このIDを非表示/違反報告)
りんごたん - むいくん…( ;∀;)むいくんが悲しすぎる… (2020年3月1日 17時) (レス) id: b6aa212c61 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 伊黒さんのもつくって欲しいです (2020年1月26日 0時) (レス) id: 930d314957 (このIDを非表示/違反報告)
いちゅき - オチはやっぱり実弥がいいですねぇ (2020年1月25日 12時) (レス) id: e629abc83d (このIDを非表示/違反報告)
奈胡 - 毎日楽しく見させていただいてます。ありがとうございます!希望としては恋のパターン希望です〜(*'-'*) (2020年1月25日 3時) (レス) id: 6815733e3d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:美桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/  
作成日時:2020年1月11日 20時

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