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朝目を覚ましてベッドから降りようと試みた。
しかし、イザナのホールドから逃れられない。必死に試みるも、どうやったって力が強すぎて抜け出せない。
「イザナ起きて」
「………眠ぃ」
「離してよ」
「無理。抱き心地良い」
より一層強く抱きしめられる。寝息が首に当たってくすぐったい。どうしようと悩んでいると、イザナの部屋の扉が開いた。
顔を見せたエマちゃんは私の状況を見て、にこりと笑うと何も言わずに扉を閉める。そこは助けろよと思ったが多分イザナの妹だから無理だろう。
そして数分後、もう一人。
弟のマイキーくんも扉を開けて状況を確認した。
私と目が合うがすぐにニヤリと笑い、携帯を取り出すとパシャリと写真を撮りやがった。
暫くして漸くイザナが起き、私は慌てて部屋から出て行くと顔を洗いに向かった。途中でイザナのお兄さんに会い、挨拶を交わす。
「何か必要なものとかあったら、俺かイザナに遠慮せず言っていいからな」
「ありがとうございます」
「それにしても妹がもう一人出来たみてーだわ」
笑いながらぽんぽんと頭を撫でて来る彼に、ポタリと涙が溢れた。優しくてそれでいて、暖かい。泣いてしまえば、お兄さん……真一郎くんは慌てて慰めようとして来る。
「シンイチローがイザナの彼女泣かしてるー」
「ばっ！泣かせてねぇぞ、マンジロー！！」
「イザナにちくってやろー」
謝りながら涙を止めようとしている私を真一郎くんは「謝る必要ねぇから」と言ってくれた。そんな時イザナがやってきて、泣いてる私を見ると「なに真一郎泣かしてんだよ」と言いながら私の鼻を摘んだ。
「泣き虫なのは昔から変わんねぇな」
「…………イザナぁっ」
ギュッと抱きつけば、イザナは優しく背中を叩いてくれた。それがとても嬉しかくて、にやけそうになるのを我慢できないでいた。
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頭ン中お花畑(プロフ) - とっても甘々で最高でした。ニマニマが止まらないし、本当に胸がキュンキュンするーっ！ 最高のイザナ夢をありがとうございました。寿命が伸びた気がします (1月7日 23時) (
レス) id: 67d18bea8c (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - 天竺編10月始まる楽しみ今からイザナ見るの待ちきれらない (6月21日 0時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
ちえ - イザナの名言天竺編で見れるの楽しみです。 (6月12日 1時) (レス) id: 67f766a775 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - ↓ごめんなさい 間違えました (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
桜華 - あ (5月15日 22時) (レス) id: c0d0824301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美桜
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ririsa10713/
作成日時：2022年11月13日 16時
