6話 ページ7
＿＿侑side
入学式、俺はうとうとしとった
「(はよ終われ…)」
正直言うとめんどいしくっそ眠い
「おい！あと少しやから寝んな！先生見とるで！」
こそっと話しかけてきたのは近くに座る銀島
銀の指さす方をみると、我がバレーボール部の顧問とバッチリと目があってしまった
その途端、ギンっと目が覚めた
「怒られる覚悟しとけよ……」
先程まで早く終わって欲しいと思っていた入学式が、急に終わって欲しくないと思った侑であった
「入学式終わんな……」
「残念、後代表挨拶と校長の話で終わりやで」
「校長の話が長いのはお決まりやろ…あだっ！」
「……侑、あとで覚悟しとけよ…？」
なんでここにおんねん、さっき向こうにいたやん
「…スンマセン」
「ぶっっ……www」
おい、絶対今吹いたのサムやろ
ゲンコツをくらった侑はおとなしく謝り、それをみた片割れである治は笑いを我慢できなかったようだ。
「後でどついたるわ……」
「なんかいったか？？侑、」
「な、何もいってないっすよ…」
片割れへとむけたそのボソリとつぶやいた言葉さえも、顧問の耳にはバッチリと、なんとも言えない笑顔で侑は見られていた。
「(……あのクソ野郎…)」
今度はしっかりと、心の中でそう言った侑だが、顔の表情はあきらかだった。
そんな中＿＿
.
『＿＿＿暖かな日差しが、＿＿＿』
.
スっと、耳に入ってくるような声、
『……私達新入生は、いよいよこの稲荷崎高校に入学することとなりました。』
気づいた時には、侑のそのしかめっ面も元に戻っていた。
＿＿
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(名前)さき(プロフ) - 無理はしないで欲しいですが！！！続き楽しみにしてます！！！！頑張ってくださいぃぃぃぃぃぃぃ (2021年2月5日 23時) (
レス) id: 0bd43a0aca (このIDを非表示/違反報告)
なな - 大好きです (2021年1月30日 12時) (レス) id: e65c095668 (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - 消さないでぇぇえええって言いたいけど主さんのペースで頑張って欲しいので言いません！(言ってる)素敵な作品をありがとうございます！ (2021年1月24日 12時) (レス) id: 48d4268191 (このIDを非表示/違反報告)
ユノ - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年12月12日 19時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ブドウ味のリンゴ - めっちゃ好きですｯｯｯｯｯ面白いですｯｯｯｯｯ！！！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年10月25日 11時) (レス) id: 8dfd0cadf9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らいらっく
| 作成日時：2020年5月29日 7時
