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「ずっと会いたかった」
言うつもりのなかった言葉を言ってしまった。
琳寧くんにとってはきっと意味がわからないだろうな。
回らない頭でどう説明したらいいか一生懸命考えた。
小学生の時、助けてくれたの覚えてる？
あれからずっと琳寧くんの事応援してた。
琳寧くんに会いたくて毎年全国大会目指して走った。
高校3年の時から会えなくなって
それでもずっと忘れられなかった‥。
その事を伝えようと琳寧くんに向き合った瞬間、琳寧くんの瞳から光が消えたように見えて気にかかった。
琳寧くん‥？
琳寧くんは次の瞬間にはまたいつもの大きく口を開けたにこやかなスマイルに戻ってわたしに告げた。
「気をつけてね！」
寮の前まで送ってくれたのにこれ以上何を気をつけるの？
酔っ払った回らない頭でもツッコミたくなるその言葉は琳寧くんのいつもの天然ぽさ。
それでもさっきの光の消えた表情が気になって、遠くなっていく琳寧くんの背中をいつまでも見送った。
はぐらかされた、んだよね？わたし‥。
振られた、のかな‥。
まだ好きとか言ってないけど。
呆然と、ひとり呟いて。
溜息をつきながら。
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りぷる(プロフ) - ^_^さん» コメントありがとうございます！嬉しいです♪ 女の子がお相手のお話、また書きたいなぁと思っていました！続編になるか、別の設定になるか分かりませんが、ちょっと大人な感じも混ぜながら書いてみたいと思います。気長にお待ちいただけると嬉しいです♡ (2022年5月19日 18時) (
レス) id: 37903b9c18 (このIDを非表示/違反報告)
^_^ - こちらも読ませて頂きました。どのお話も素敵でした。みんならしさがでていて、楽しかったです！このお話達の続きも読んでみたいし、裏のお話も描いて頂けたらとっても喜びます(*^^*)ご無理の無い範囲でお願いできたら嬉しいです。 (2022年5月19日 14時) (レス) @page43 id: b1e5679418 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぷる | 作成日時：2022年2月26日 16時
