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第28話 ページ9

「たしか職場が一緒だとか言ってたよなぁ」

「はい、きっと明日からも毎日顔を合わせることになるのでしょうね」

「…だったら、俺と一緒に来るか?」

「へ?」

「今度江戸からっていうより、地球からいなくなるところなんだ。そこで住み込みでバイトするか?」

「地球から、離れる?」

「あぁ、俺は悪いやつだからなぁ。いろいろやることがあるんだよ」

「それで、そこで住み込みで働かせてもらえると、そういうことですか?」

「あぁ」

…沖田総悟に顔を合わせないで済むのはうれしいけど万事屋の人たちとかに会えなくなるのは嫌だな。。。

「少し、考えさせてもらってもいいですか?」

「かまわねぇよ。1週間後のこの時間、ここで待ってる。その時に返事聞かせてくれ」

そういうと晋助は手をひらひらさせながら去って行った。





私はぼーっとしながら万事屋に帰った。

「ただいま」

「おー」

「銀さん、起きてたんだ」

「まだ11時だぞ。神楽はもう寝てるけどな」

「あっほんと、まだそんな時間だったんだ」

「今日はもう夜遊びは終わりか〜?」

「まあ夜遊びと言えば夜遊びか」

はたから見たらッていうか、私も夜遊びだと思うしね。

「で、なんかあったのか?」

「んー、いや、銀さんにちょっと質問があるんだけど」

「なんだよ」

「例えばさ、私が万事屋出ていくって言ったらどうする?」

「・・・・・事情によって変わるだろ」

私何聞いてるんだろ。引き留めてほしいの?それともじゃあなって行ってほしいの?

「事情って」

「事情は事情だろ。その時にならなきゃわかんねー」

「じゃあさ、神楽ちゃんが故郷に帰るって言ったらどうする?」

「あーそんなことあったな〜」

まさかの既に経験済みだなんて。

でも今神楽ちゃんがいるってことは引き留めたのかな?

「その時どうしたの?」

「あー、行って来いって言ったな」

「でも神楽ちゃん今いるじゃん」

「勝手に帰ってきた」




「悪かったナ。勝手に帰ってきて」

「うわ!?神楽ちゃん!?いつからそこに!?」

「私の名前が出たあたりネ。それより銀ちゃん、なんでそんなこというネ!私の事大好きなくせに!}

「神楽ちゃん、ほら、銀さんの照れ隠しだって」

「なんだそうだったアルか!照れるアル」

「人の気持ち勝手に作ってんじゃねーよ」

「まあまあ、銀さんも神楽ちゃんも、ね?もう夜だし寝よ?」

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いずみ(プロフ) - もえtotoroさん» ありがとうございます!!なるべく更新しますね! (2019年10月20日 9時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)
もえtotoro(プロフ) - この作品大好きです!いずみさんがしんどくない程度でいいので更新頑張って下さい!飽きず懲りず待ってます!! (2019年10月20日 2時) (レス) id: 5cbc47761c (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - 亜里沙さん» ありがとうございます!これからも頑張ります (2019年6月25日 18時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)
亜里沙(プロフ) - 面白いです。更新頑張ってください!楽しみにしてます (2019年6月25日 8時) (レス) id: cd2953f50f (このIDを非表示/違反報告)
いずみ(プロフ) - アカヤさん» ありがとうございます!!これからも読んでいってくださると嬉しいです! (2019年5月20日 17時) (レス) id: ce54617277 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いずみ | 作成日時:2019年4月30日 22時

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