第6話 天才�� Side:コナン ページ14
翌日、とりあえず灰原にカルアのことを聞こうと放課後に博士の家を訪ねた。
博士は不在らしい。
「何？カルアの情報でも仕入れたの？それとも仕入れに来たの？」
早速本題を言い当てた灰原。
話が早くて助かる。
「カルアって何者なんだ？お前は知ってるのか？」
鍵のかかった部屋にいたという彼に会ったことがあるのだろうか。
「知ってるわよ。彼は天才。ハッキングだけが彼の能力じゃないわ」
組織の話をしてるのに怯えた様子のない彼女に違和感を覚える。
どうしてだ？
「IQは計り知れない。組織の暗殺計画はほぼ彼のものだって話。噂でしかないけれどね」
安室さんからの情報とほぼ一緒だ。
聞きたいのはそこじゃない。
「会ったことは？」
「あるわよ」
あっさりと答えた彼女。
会っているのか。
薬の開発をしていた彼女が。
「前に言わなかったかしら？APTX4869の開発者は私。でもその調合は私がしたんじゃないって」
は！？
聞いてないぞ、そんな話。
「だから私には貴方を元に戻す薬は作れないって言ったじゃない」
んだよ、それ。
「事細かく調合を指示したのがカルアよ。その時に会ったの。試作品を渡しに行った時にもね」
ってことは、あいつになら…
「あの薬を飲んで死ねなかった時、最初は失敗だったんだと思ったわ。でも、今になって思うの。それがカルアの狙いなのだとしたらって」
どういうことだ？
あれは毒薬として作られたものではなかったということか？
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夏生莉緒(プロフ) - ミアさん» コメントありがとうございます！とても嬉しいです！更新頑張りますね^ ^ (2019年4月29日 18時) (
レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ミア - とっても、面白いです＾＾ 頑張って下さい (2019年4月29日 18時) (レス) id: ba2dc2fbad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2016年8月15日 15時
