第60話 捕獲�� ページ6
目を開けば懐かしい部屋。
以前と違うのは、足に枷がついているということ。
流石にパソコンをいじるのに手枷はつけられなかったのだろう。
邪魔だし。
相変わらずドアは鉄扉に古風な鍵で、セキュリティシステムって何、的な感じになっている。
セキュリティシステムにしたところで、ここをそう易々と出れるとは思ってないし。
きっとドアの外には組員がいて、24時間見張られているのだろう。
窓もなければ時計もない。
だから、今が何時で、日が出ている時間なのかも、夜なのかもわからない。
それを知る方法は一つ。
そこに置かれているパソコンを開くのみ。
僕がロックをかけていることで、誰も開くことのできないパソコン。
無闇に開けばウィルスが拡散して中のデータは無条件で吹っ飛ぶ仕組みになっている。
だから、たとえ僕が開いたとしても一緒。
つまり、僕が今これを開けば、この中の情報は吹っ飛ぶわけだから、彼らの欲しい情報は無くなるわけだ。
なら、開いちゃえばいいのではないだろうか。
この中にはノックリストも眠っている。
情報源にはウィルスを撒いてあるため、次不正アクセスしたら、閲覧する前に自動消滅するようになっている。
組織がノックリストを見るためには、これを開くしかないのだ。
「パソコンを復元しろ」
僕を捕らえたからか、この男の立場が組織内でかなり優勢になっていると伺える。
でなければ、この男がここにそんな指示を出しに来るのもおかしいから。
ってか、これ一台じゃ復元無理だし。
そう文句を言えば、男はすぐにもう一台用意させた。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
