第66話 正体�� ページ17
自分勝手なことは自覚済みである。
でなければ、こんなに行動おこさないし。
相手を欺くことしか考えてこなかったし。
なんて、今は本当どうでもいい。
僕が知りたいのは、僕がどうやってここまで来たか、である。
あのタイミングで現れた男が関係していることはわかってる。
恐らくあの男は僕の目的は何で、何をしようとしていたのか、把握していた。
僕の体調も、その原因も。
そして、パソコンを弄っていたあたりパソコンにも詳しいのだろう。
そこまで頭が切れ、技術を持った人間を僕は一人しか知らない。
今までの全ての仮定が証明されたような気がした。
僕は間違えてなかった。
「んじゃ、あの男が」
なぜ引き留めなかったのだ、名探偵。
と、責めたりはしない。
彼がそう声をかけたところで、無意味なことはわかっているから。
あの人が、じゃぁ、と留まるとも考えにくい。
っていうか、その姿が想像できない。
でも聞きたいことがまた増えてしまった。
なぜ、危険をおかしてまで僕を助けたのか。
なぜ、いつもいなくなってしまうのか。
きっと、近くにはいるくせに。
額に当てられた手の冷たさや、あの無機質な声を思い出す。
あの人の手を、あの人の声を、忘れてしまわないように。
いつになったら僕の全ての質問に答えてくれるんだろう。
ね………
ウェルシュ………
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
