第64話 謎男�� Side:コナン ページ13
いつの間にか外は雷雨になっていたようで、上から下まで黒い男は、傘もささずにずぶ濡れになっていた。
「上がらせてもらうよ」
腕の中の人物に2人して思考を停止していたところに、男が足を踏み入れた。
害があるような雰囲気ではない。
男は、玄関から中に入るなり、ズカズカと歩みを進め、リビングにあるソファーに腕の中の人物を下ろした。
「貴方は一体……」
相変わらず帽子は深く被ったままの男に昴さんが問うが、ニヤリと笑うだけで、その問いには答えない。
「熱がある。首元と頭を冷やしてやって」
低く重みのある声は、思ってた以上に優しさを含んでいた。
どういう関係なのだろう。
「あとは宜しく頼むよ。俺はこれで」
「会わなくていいんですか？」
昴さん、気になるのはそこ？
俺はこの男が誰なのかっていう方が気になるけど。
ソファーに寝る彼との関係。
彼をここに連れてきた理由。
そしてその方法。
謎が多すぎる。
「会うことはできない」
汗の引かない彼の前髪をかき分けた男は、その顔を見つめた後、意味深な言葉を残して立ち去ろうとした。
そう、立ち去ろうとしたのだ。
それを阻止したのは、ソファーに横になる彼。
男の服の裾を弱々しい手で掴む。
その瞳はまるで別人かのように涙を浮かべている。
『いかないで』
まるで、そう言っているかのようだった。
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真昼 - こんなに私の理想の夢小説あるなんて、、、、。本当に最高です！更新頑張って下さい(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ (2022年5月5日 20時) (
レス) @page42 id: 5b53c5bf5f (このIDを非表示/違反報告)
やまは(プロフ) - すごく面白くてシリーズ一気読みしてしまいました！これからも更新待ってます！！応援してます！ (2022年2月27日 9時) (レス) @page42 id: d3221d33a6 (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - ぽんさん» レス遅くなりすみません！大好きだなんて、本当鼻血が出そうなほど嬉しいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年6月22日 19時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
ぽん - 更新ありがとうございます！毎日読み返すほど大好きです！これからも頑張って下さい！ (2019年5月20日 0時) (レス) id: eadf73325c (このIDを非表示/違反報告)
夏生莉緒(プロフ) - テトリスさん» 応援ありがとうございます！とても嬉しいです^ ^これからもよろしくお願い致します！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 178bcf1535 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏生莉緒 | 作成日時：2018年9月16日 10時
