10年後の君へ【ジョジョの奇妙な冒険スターダストクルセイダース】

暗黒の月 ページ30

偽船長「シブイねぇ···まったくおたくシブイぜ たしかに俺は船長じゃねー···本物の船長はすでに香港の海底で寝ぼけているぜ」

承太郎「それじゃあてめーは地獄の底で寝ぼけな!!」

ｶﾞｼｲｯ

密航者/A「きゃああああ！/な、何だこの巨大な手は···!?」

何かの手が密航者とAを掴んだ

承太郎「！！」

ジョ/アヴ/花/ポル「しまったあっ!!」

密航者「？···う、動けない？」

A「く、くそ！何だこのスタンドは?!」

偽船長「水のトラブル！嘘と裏切り！未知の世界への恐怖を暗示する『月』のカード その名は『暗黒の月』てめーらと６対１じゃあさすがの俺も骨が折れるから正体を隠しひとりひとりA以外を順番に始末してやろーと思ったがばれちまってはしょうがねぇーなぁ６対１でやらざるをえまい この小娘とAが手に入ったのはこの俺に運が向いている証拠···今からこの小娘らといっしょにサメの海に飛び込むぞ 当然てめーらは海中へ追っては来ざるをえまい！···俺のホームグラウンド水中なら６対１でも俺は相手できるぜククク···やれるかな？」

承太郎「人質なんかとってなめんじゃあねーぞ この空条 承太郎がビビリ上がると思うなよ」

偽船長「なめる···これは予言だよ! とくにあんたのスタンド『星の白金』···素早い動きするんだってなぁ 自慢じゃあないが俺の『暗黒の月』も水中じゃあ素早い 情報は聞いているぜひとつ比べっこしてみないか? どんな魚よりも華麗に舞い泳げるフフフフ ついてきな海水たらふく飲んで死ぬ勇気があるならな」

密航者「きゃああああ」

星の白金「オラオラオラオラオラ」

ﾎﾞｺﾞｺﾞﾝ

ﾎﾞｺﾞｫｰﾝ

ｶﾞｼｲｯ!

星の白金がAの腕を掴んだ

A「頼りになるぜ 承太郎」

偽船長「ｹﾞﾎ···ｯ ら···落下するよりも早く こ···攻撃してくるんなんて···そんな」

承太郎「···海水をたらふく飲むのは···てめーひとりだ アヴドゥルなにかいってやれ」

アヴドゥル「占い師のわたしをさしおいて予言するなど」

ポルナレフ「10年早いぜ」

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