腐れ縁の王子とお姫様Ⅰ (ページ42)

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さとみside

何もすることがなくて動画のストックを作ってたら

『んAから電話だ』

なんもないときに電話かかってくることも普通にあることだからって思いながら電話に出る

『どうした？』

少し時間をおいて

A「特に用はない笑」

笑いながら言ってくるけど声が震えてるのバレバレ

『声震えてんぞなんかあった？』

A「声聞きたくなっただけ」

絶対なんかあったなこれ

『今から行くから家で待ってろ』

コートを着て鍵と携帯だけ持って外に出る

走ってAん家のマンションに入りエレベーターに乗り込む

最上階だから無駄に時間がかかる

『A』

リビングに入るとソファーに座って落ち込んでるAがいた

A「さとみ？」

『どうしたの』

A「…」

『いくら20年近くいるからって何が言いたいのかはわかりませんよ俺笑』

A「さとみって」

『うん？』

A「さとみって私のこと邪魔だと思ってる？」

『ばかなの？そんなこと一度も思ったことねぇよ』

A「ほんとに？」

『うん』

A「最近よくエゴサしてるとアンチのツイートが引っかかっちゃって

最初は流してたけどだんだん私どうしていいのかわからなくなって何が正しいのかわからなくなって」

ビックリした
Aのネガティブな発言を聞いたのが

あのとき

以来だったから

A「私＿＿＿＿＿ともさとみとも約束したのに前向きに生きるって

どうやったら前向きに生きられるのかわからなくなってきた」

『そっか

でもアンチなんかよりもAのことが大好きな人のほうが倍近くいるよ？

アンチみてもうるせぇっていってそいつのことミュートにしとけ
もしおんなじ人が迷惑かかるようにやってきたら俺が何とかするから

メンバーも当然俺もお前がいないと嫌だと思うよ？邪魔なんかじゃないいてくれないと嫌だから

ね？わかった？』

A「ありがとう」

『いーえ

今度お礼のご飯待ってるから』

A「ふざけんな笑」
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もうすぐで続編に行きますね…
16話、19話あたりを見て察した方もいるかもしれません。
Aの過去について、

結構暗めな話がおくなるかもしれないけどそこメインで作っていこうかなと思います