全員助けちゃいますからああああああああぁぁぁ！！？？【鬼滅の刃】弐

伍拾壱 ページ7

無一郎side


暑かったから玄関を開けて寝てたらあまね様とAさんが言っていた鬼がいた


でも、何故か鬼は玄関から先には行けない


なんで？


鬼は見えない壁の様なものをずっと叩いてた


すると、ピシッ！って音がしたんだ


そしたら見えなかった壁が一瞬見えて、ヒビが入っていた


これじゃあまずい


逃げるところも無いから兄さんと一緒に角に蹲っていたら


割れてしまったんだ


その瞬間鬼は僕達に向かって爪を立ててきた


その時兄さんが...


兄さんが...


僕を庇ったんだ


兄さんは腕や胸に傷を負ってしまった


無｢兄さんッ！｣


涙が出て、何も出来ない自分に怒りが湧いてきて


『ごめんね』


綺麗な声が当たりに響いた


玄関にいたAさんが刀を振るう


『星の呼吸 漆の型 天王燦星』


とても強く、綺麗で、怒りを感じた


見蕩れているとAさんがこっちに来て


兄さんの治療を始めた


Aさんが兄さんに手を翳すと兄さんの傷がどんどん治っていく


無｢ｯAさん...これｯは？｣


『これは星術って言って巫女の術なの
鬼が最初は家に入れなかったでしょ？
それは私が結界を張ったから
でも、緩くなってた......ごめんなさい』


Aさんは泣いていた


有｢神...様、仏様...どうか...弟だけは助けてください....
弟は...俺と違って...心の優しい子です...
人の...役に立ちたい...というのを...俺が邪魔した...｣


『有一郎くん！そんな事言わないでｯ！
私が絶対に治すからｯ！』


兄さんっ！兄さん！


無｢兄さんっ...！｣


有｢バチを...当てるなら...俺だけにしてください
無一郎、無一郎の｢無｣はな、無限の無なんだよ
無一郎は自分では誰にでも無限の力を出せる人なんだよ｣


無｢兄さんっ！僕絶対兄さんとこの後もこの先もずっぅぅぅと！兄さんと生きるから！！｣


そう言うと兄さんは意識を失った


✂――――――ｷﾘﾄﾘ――――――✂

ここで大正コソコソ噂話

作者はなんと時透兄弟の絆を見たかっただけに色々変えたんだって！

やっぱり兄弟の絆っていいやん？←By作者

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