悪役にされたので相手が折れるまで耐えてみる

第9話 ページ13

「コンコン」

ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「誰だ？」

『第1接近部隊、ルーシェともうします。
チーノ様に頼まれた物をお持ち致しました。』

まぁね元一般兵なんでね
これぐらいの礼儀は出来ますから

ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「入れ」

「ガチャ」

『失礼致します。』

やっぱりらっでぃおるやーん
バレたとしてもお願いやから声にださんとってくれー

『どちらに置けばよろしいでしょうか』

ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「あぁあそこに…」

ﾗｯﾀﾞｧ「コソコソ」

ｺﾝﾀﾐ「コソコソ」

うわぁーなんか喋ってるー

ｸﾞﾙｯﾍﾟﾝ「おい、聞いているのか？」

『は、はいこちらに置いておきますねでは失礼致し
ました。』

「ガチャン」

あっぶねー
めっちゃひやひやしたー
よしこれでミッションクリアや！
やっと屋上いける(安堵)
頼むから誰も声掛けないでくれー(願望)
そんなこと言ってるうちに屋上前の階段まで来たぜ！ᕦ( ᐙ )ᕤﾔｯﾀﾈ

「ギィー、ガチャン」

『あーー外、涼し！てか落ち着いてきたわ』

案外、初心に帰るのもいいな
なんだかんだ言って今日みたいな慌ただしい日々が好きなんだろなー

『もし、らっだぁ達が僕のことを連れていったら
あいつらは心配してくれんのかな？』

いや、ないかw

『あ゛ー久々に戦いてぇ』

下を見るとらっだぁが姫華に追いかけ回されていた

『wwらっだwぁどんまwいw』

ん？扉の近くから気配がするな、まぁ多分コネシマか鬱だろ
ばれんうちに部屋戻るかー

『よっ！』

策を飛び込えて自分の部屋の窓まで行く。
窓から入ってる姿見られてへんといーなー

『ふぅー楽しかった明日もやるか』

まずは私服に着替えて、ラムネでも食うか…

「ドンドン」

『？！なんや？敵襲か？』

「ガチャ」

ﾋﾒｶ「ちょっといいかしら」

なんやねんこいつかよ
紛らわしいねん！
いや？こいつよくよく考えればスパイだから敵やん
草

『はい？書類ならとっくの昔に終わらせましたけ
ど？』

ﾋﾒｶ「そんなことじゃないわよ！」

おもむろにカッターを取り出すクソ女
あ、もしかしてカッターキャーやられる的な？

ﾋﾒｶ「なんでからっだぁ様たちは私に振り向いてく
んないのよ！貴方のことばっか言って」

それに関しては知らんわ

『あなたに魅力がないからでは？』

ﾋﾒｶ「うるさいうるさいうるさいうるさいとっととあんたなんか消えればいいのよ！」

姫華は自分の手を切って僕にカッターナイフを押し付けた

ﾋﾒｶ「きゃーーーーーーーー！」

肺活量すごw

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