その年下、かわいい ページ10
『時間ないわよ、さっさと座りなさい』
そこからは凄かった。
鈴木さんの個性とオネェさんの個性は女子なら誰もが憧れるとっても素敵な個性で準備をしてもらいながら感動の連発だったのは言うまでもない。
『さ、鏡見てみなさい。だいぶ良くなったわねイモコ』
「わ〜綺麗」
鏡に写る自分を見てこんなこと言うのどうかと思うが、間違いなく本心だった。
ハーフアップにまとめられた髪は緩く巻かれてて、いつものテキトーなケアしかしてない髪も鈴木さんの美容の個性でツヤツヤ髪になってる。
その上、プロのメイクはやっぱりすごい。
いつもより少し派手目なメイクなのにすごく馴染んでて違和感を感じない。
そして、このドレス。
オネェさんの個性。『ファッショニスタ』から作り出された物。
目視だけで、体の全てを採寸し、その人に似合う究極の衣装を編み出すことが可能らしい。
それによって完成されたドレスは、体にフィットする真っ黒なタイトドレスで、裾にはダイヤが散りばめられていた。
また、マキシ丈の裾は太ももまでスリットが入っている。
それに…
「ちょっと胸元開きすぎじゃないですかね」
『私の個性がそれがBestって言ったのよ。文句ある？」
「いえ、ございません」
自分だったら絶対選ばないジャンルだけど、まぁ確かにびっくりするくらい着心地は良い。
ただすっごく恥ずかしいけど。
『ホークスの方も準備終わってるみたいよ。さっさと行きなさい』
「はい。ありがとうございました。鈴木さんと…」
あれ、オネェさんの名前そういえば知らない。
『Yamatoよ。覚えておきなさいイモコ』
「ヤマトさん！ありがとうございました」
私は2人にお辞儀をして久しぶりに履いたヒールに転ばないよう気をつけながらホークスの元へ向かう。
しかし扉を開けると彼はもうそこにいた。
目が合ってお互い赤くなるのはほぼ同時だったと思う。
『それは、やりすぎでしょ。ヤマトさん』
『あら、あなたのご要望通りだと思うけど？ホークス』
いつの間にか私の後ろに立っていたヤマトさんに声をかけながらホークスは顔を隠すようにしゃがみ込んだ。
彼もボルドーカラーのスーツを着こなしてて、いつもボワッとしてる金髪は綺麗にセットされてて、ムカつくけどかっこいい。
『何か羽織るやつとか無いんですかAさん』
しゃがみ込んだホークスが目だけこちらに向けてきてまるで上目遣い。
あ、何だろう…なんか…
「かわいい」
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みりん(プロフ) - ちゃそそそさん» 応援とお気遣いありがとうございます！続編もお楽しみ頂けるよう頑張りますので、次回もよろしくお願いします！ (2023年2月22日 0時) (
レス) id: bdabf02482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそそそ(プロフ) - 続編とても嬉しいです！ 次回も楽しみにしております！ ご無理をなさらずに更新応募しております！ (2023年2月21日 22時) (レス) @page50 id: 21d7804802 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - mbftmmさん» 嬉しいコメントありがとうございます🥺年下ホークス想像するだけでかわいいですよね♡今度も癒されてくれたら嬉しいです。更新頑張ります！ (2022年11月26日 13時) (レス) id: 7d94385906 (このIDを非表示/違反報告)
mbftmm(プロフ) - 好きです！！！！更新楽しみにしてます！！！！年下ホークス可愛い(*'-'*) (2022年11月25日 19時) (レス) @page26 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2022年9月25日 17時
