その年下、有能�� ページ4
『俺とシークレットパーティー行きませんか？』
「は？」
『豪華客船で横浜の夜景を見ながら立食パーティーが楽しめます』
テーブルに頬杖を着きながら楽しそうに語るホークスを呆れた目で見つめる。
それを察してもなお、彼はヘラヘラしながら続ける。
『しかも、男女ペアでの参加しか認められてない。ね？どうです？』
「ねぇ、本題はどうなったの？」
『これが本題ですよ』
きょとんとした顔を見せるホークスに私はため息を吐くしか無かった。
「あのね、私暇じゃ無いの。テキトーこいてるなら」
『まぁ待ってくださいよ。そう急かさないで下さい』
そう言った後、ホークスは驚きなことを口にする。
『俺も、詳細はわからないんです』
「なら何でマフィアの情報を持ってるわけ？」
『いろいろあったんですよ。本当いろいろ』
また、はぐらかされた。
彼と食事に行くたびに、何となく会話の節々から気づいたことがある。
彼は公安とやけに親しい。
直接公安というワードを出した訳では無いけど、そう感じることが多々ある。
恐らく今回の件も…。
『俺に入って来てる情報はそこで何らかの取引が行われること』
「取引相手は？」
『国防長官です』
「嘘でしょ」
国防長官ともあろう方が、マフィアと取引なんて。
厄介なことになってきた。
「それなら、他のヒーローにもチームアップ要請かけた方が良いんじゃないの？」
『やっと掴んだ尻尾ですよ。こちらの動きは悟らせたく無い』
「最低限の人数で動きたいってことね」
『そういうことです』
ホークスの言うことには一理ある。
しかし、船という状況下が懸念点だ。
もしものことがあっても、一般人を逃すような場所は無い上、他のヒーローへの応援要請も難しくなる。
『だから、Aさん、あなたを選んだ』
私の考えを察してかホークスは自信ありげに続けた。
『俺の剛翼とAさんの個性があれば、何でもできます』
「年下にそこまで言われちゃ、やるしか無いじゃん」
『そう言ってくれると思ってましたよAさん』
まぁ、元々断る理由も無いし、そもそもは私が追ってた事案な訳で。
ましてや、国防長官が取引相手と来たら余計に断る訳にはいかない。
『じゃ、来週の土曜18時、お迎えに上がります』
「いい。現地集合にしよ」
『ああそうだ、Aさん言い忘れたことがありました』
ホークスは満面の笑みを浮かべながら、言った。
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みりん(プロフ) - ちゃそそそさん» 応援とお気遣いありがとうございます！続編もお楽しみ頂けるよう頑張りますので、次回もよろしくお願いします！ (2023年2月22日 0時) (
レス) id: bdabf02482 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃそそそ(プロフ) - 続編とても嬉しいです！ 次回も楽しみにしております！ ご無理をなさらずに更新応募しております！ (2023年2月21日 22時) (レス) @page50 id: 21d7804802 (このIDを非表示/違反報告)
みりん(プロフ) - mbftmmさん» 嬉しいコメントありがとうございます🥺年下ホークス想像するだけでかわいいですよね♡今度も癒されてくれたら嬉しいです。更新頑張ります！ (2022年11月26日 13時) (レス) id: 7d94385906 (このIDを非表示/違反報告)
mbftmm(プロフ) - 好きです！！！！更新楽しみにしてます！！！！年下ホークス可愛い(*'-'*) (2022年11月25日 19時) (レス) @page26 id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みりん | 作成日時：2022年9月25日 17時
