刀よりもスマホが欲しいのですが。【鬼滅の刃】

31．また会おうね ページ34

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藤の花の家紋の家で休暇をとって時が過ぎた。
禰豆子ちゃんと仲良くなり、『竈門くん』『我妻くん』と呼んでいた私も二人の事を下の名前で呼ぶくらいには仲良くなった。


私たち五人の怪我も完治し、任務に復帰することに。
そんな私は四人よりも一日早く任務に行くことに。


『ねぇなんでだと思う？？？なんで私だけ単独任務だと思う？？？？？誰か一緒に行こ？？炭治郎行く？私と一緒に任務行く？？？』


「そう言われてもなぁ…」


困った顔で苦笑いする炭治郎。
そんなに申し訳なさそうに言われたらもう私何も言えないじゃん、一人で行きますよ。


『そんな困った顔しないで！？行ってくるから！！行ってくるね！！？！みんな死なないで絶ッ対にまた会おうね？？？』


「あぁ、Aも頑張れ！！」

「当たり前だ！！俺が死ぬわけねぇだろ！」

「A〜！！Aこそ死なないでねぇえ！！また会おうね、行ってらっしゃい！！！」

「ｶﾘｶﾘ」


みんなにそれぞれ別れの言葉をもらい、おばあちゃんには切り火をしてもらってほんとのほんとに私は一人になる。


何気に初めての単独任務。
私の初任務は伊之助と一緒の任務でそれからは伊之助とずっと一緒に行動してたからこの任務が実質私だけの初任務なのでは？？と思ったり。


みんなとまた会うって言ったのだから死ぬ訳にはいかない。


この任務、必ず生きて帰らなければ。
強く拳をにぎりしめ覚悟を決める。



『ぜっっったい死なないからね！！？！まってて鬼ぃいい！！！！』

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