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_場所 ページ3
。
「あれ程街へは行くなと言ったはずよ。」
家へ帰るとお母さんに泣きながら怒られた。
家といっても狭く、暗い路地裏の段ボールの上だ。
最も、僕はこれで満足している。
「生きたいのでしょう？」
グサリ。お母さんの言葉が僕の心臓を刺した。
そりゃ生きたいよ。
僕はお母さんに謝って1人で考え込んだ。
僕が街へ危険を冒してまで行く理由は他にない。
好きな場所があるからだ。
街外れの誰もいない
小さな公園のベンチに1人座って、
静かに風や木々の声を聞く。
日当たりは良くて、
手前の湖に反射してキラキラとってもきれい。
夕方は遠くの空を眺めて、1日を過ごす。
これがとっても気持ちいい。
お母さんにも、
誰にも話していない秘密の僕だけの場所だ。
いくらお母さんと言えども、
邪魔はしてほしくない。
でも今日で近道は使えない。
おじさん達が待ちぶせしてるだろうから。
明日は遠回りしていこう。
そんな事を考えながら僕は静かに目を閉じた。
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白の悪魔(プロフ) - 名無しのじんべぇさん» ご愛読ありがとうございます。励みになりました。頑張ります。 (2018年3月18日 1時) (
レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのじんべぇ - 素敵な作品ですね。世界観に惚れました。最新頑張って下さい！ (2018年3月18日 1時) (レス) id: acea8b00f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白の悪魔 | 作成日時：2018年3月17日 2時
