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_公園 ページ15




鳥の鳴き声が聞こえて僕はまだ重い身体を起こした。

久々に公園に行こう。
ふと思いついた。

黒猫の毎日はこんなにつまらない。
最も、"他の猫"の生活なんて知らないけど。

僕は黙って家を出た。





いつもの公園の入り口の前に辿り着いた。

凄く、何だか懐かしく感じる。

もう、色々な事がありすぎて疲れてしまった。
ふらりとした足取りでベンチに向かう。


「やぁ。こんにちは
黒猫君。」


しまった。足元しか見ていなかった。
僕は声の主が人間である事がすぐにわかった。

ふと僕の頭をあの日見たロングコートが駆け巡った。


怖い。
殺される。
逃げなきゃ。


僕は一目散に、歩んできた方向へ駆け出した。

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作品ジャンル:泣ける話, オリジナル作品
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白の悪魔(プロフ) - 名無しのじんべぇさん» ご愛読ありがとうございます。励みになりました。頑張ります。 (2018年3月18日 1時) (レス) id: 468f3e0f33 (このIDを非表示/違反報告)
名無しのじんべぇ - 素敵な作品ですね。世界観に惚れました。最新頑張って下さい! (2018年3月18日 1時) (レス) id: acea8b00f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白の悪魔 | 作成日時:2018年3月17日 2時

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