ナミダアメ 6.

プレゼント交換 ページ8

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わたしから顕嵐へのプレゼントは、

毎日通勤にバイクにもかかわらず
防寒しなさすぎて寒そうだなぁと思っていたので…

マフラーと手袋をあげた。









顕「俺の好きなブランド知ってたの？」

「なんとなく、いつも着てる服とかね」

顕「さすが元モデルさん。笑」

「ねえ違うからやめて！笑」





結構良いやつだら、あったかいと思うんだ。
顕嵐にも似合うと思う。







顕「どう？」

「うん、似合ってる」

顕「ありがと。あったかいこれ！」

「風邪引いたら困るもん。笑」






冬にバイクで防寒しないとか
それこそどうかしてる。笑









顕「あ、えっと俺からはねー…」









そういえば、顕嵐は手荷物無かったけど
プレゼント持ってきてるのかな。笑








何やらコートのポケットをごそごそして、
包装紙に包まれている小さな箱を取り出した。









「ん？」

顕「開けてみて、」









指輪の箱よりは少し大きくて、
それでいて平べったくて……。





ネックレスとか？ブレスレットかな？









「…………えっ？」









中に入っていたのは、
見たことのある鍵だった。









顕「…俺と、一緒に暮らそう？」









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