バカみたい ページ31
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ああきっと、こんなばかみたいな会話、
他の人が聞いたら呆れるんだろう。
顕「笑い事じゃないんだけど」
「ねえ私たちって喧嘩してなかった？」
顕「は！？喧嘩してないでしょ」
「あ、そうなんだ？」
顕「ねえやっぱりだめなとこ、言ってよ直すから！」
「じゃあ…ひとつお願い聞いて、」
顕「ん？」
「………朝ごはん、一緒に食べよ？」
顕「え、」
「いつもひとりで朝ごはん食べるの、結構寂しいんだからね」
顕「は、」
「とは言え顕嵐もその後ひとりで食べてるのか、」
顕「待って、何その可愛いお願い」
「は？」
顕「そんなお願いならいくらでも聞く！」
顕嵐て意味わかんない、と笑いつつも
やっぱりこの人と一緒に居るだけで、
なんだか幸せだなぁと思う。
顕「あ…あれ？」
急に立ち止まった顕嵐は、空を見上げる。
顕「雨降ってきた？」
「え？今日傘の心配は無いって朝、お天気のお姉さんが…」
ぽつ、ぽつ。
あ。雨の匂い。
顕「そのお天気お姉さん、嘘つきー！」
ザザザーッ、と降り出した雨に
私たちは家までの道を走り出した。
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あゆ(プロフ) - お疲れ様でした、最初からずっと読んでいましたが途中からもう展開がよめずにのめり込んでしまってました、とてもおもしろかったです！それぞれの関係性も最後になると良かったなぁってしみじみしましたし、おまけの紫耀くんが可愛かったです！最高でした！ (2018年3月18日 1時) (
レス) id: ea33ac3847 (このIDを非表示/違反報告)
唯花(プロフ) - 続編！！待ってました！！すごく好きな作品なので、とても嬉しいです！！ (2018年1月13日 23時) (レス) id: 7107bebc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃん
| 作成日時：2018年1月13日 23時
