45話 ページ47
虎「やっとってことは五条先生がめちゃくちゃ頼み込んだ感じ?」
伏「いや、でもこの人ら俺と初対面だった時まだ仲悪かったぞ」
目の前で言い合いされて鬱陶しかったと言われた。泣きそう
釘「え、仲悪かったの?コレで?」
変なものを見るような目で俺達を見てくる野薔薇に涙が半分出かけた
『野薔薇その顔ヤメテ……だってコイツ高専時俺の事すっっげぇ嫌いだったんだよ』
五「いや嫌いなんて言ってないじゃん僕!」
『はぁ?アレで俺の事嫌いじゃないとか信じれるわけないだろ』
いやいやホントだから!と弁解してくる悟を怪訝そうに見る俺を見てやれやれと七海がため息をついた
七「私も正直五条さんと一瀬さんがそんなふうに穏やかになるとは思ってませんでしたね。見る度喧嘩の嵐でしたし」
『俺も悟も口悪かったもんなー』
五「え、因みに聞くけど…Aは僕のこと嫌いだったの?」
『嫌い…じゃなかったけど好きでもなかった』
五「グハッッ」
槍に抜かれたように吐血してバタ…と倒れた悟を横目に俺は報告書を仕上げる。よしあとはプリントして終わり
作業用にかけていたメガネを外して一息つく
虎「俺先生達の高専時の話聞きたい!」
『まだ聞く気?!』
恵くんは知っているからあまり興味は無いようだけど、野薔薇はまだ興味を持っているらしく、ジトー、と見てくる
『そんな話すこととかないけどなぁ』
記憶を辿っても喧嘩の毎日で、しかもどれもこれも同じようなくだらない理由だ
五「ハイハイ!皆そろそろ任務の時間だよー」
パン!と手を叩いて悟がそう言うと皆は渋々席を立って、俺が仕上げた報告書を持っている七海と共に「また聞かせてね!」と部屋を出ていった
『若いっていいな…』
五「僕らも言うほど老けてないでしょ」
いやいや、高校生から見た28歳なんて絶対オッサンだから!
『あー、さっきの飴ホントに不味い。
五「あ、なら僕も行く〜」
ガコン、という音と共に出てきた紙パックのジュースを手に取ってストローを刺す
『悟さ、やっぱ俺のこと嫌いだっただろ』
五「はぁ?まだ言ってんの?だーかーら、嫌いじゃないって」
「何回言わせんの」と言われてもあんなに喧嘩をふっかけられては嫌われてるとしか思えないし、こちらとしてもいい気はしなかったのは確かだ
とはいえ、喧嘩でも何でもぎゃあぎゃあしてる時間は好きだったけど
538人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いちご牛乳(プロフ) - 砂糖さん» ああああ‥‥ありがとうございます、、嬉しいです!!やっぱり絡み見たいですよね( ˙-˙ )笑書けたら書こうと思います(●´▽`●)頑張ります〜!! (2020年10月28日 0時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - いつも更新お疲れ様です!!男主の小説が少ないのでこの小説を書いてくださって感謝しかないです。年齢制限の絡み…気になります()無理のない程度に更新頑張ってください、応援してます! (2020年10月26日 22時) (レス) id: f640eaedb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - りんたろうさん» そんなふうに言って下さるととても励みになります…年齢制限のものは書ける暇があったら書こうと思います(^-^)頑張ります!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年10月21日 17時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
りんたろう(プロフ) - いつも面白くて読ませて頂いています!!!!年齢制限のやつ…とてもみたいです()このご時世ですのでお身体に気をつけてお過ごしください!楽しみにしています! (2020年10月21日 3時) (レス) id: ba7f2d4d8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2020年4月11日 3時