4話 ページ4
伏「あ、」
俺が近くにまで歩いていくと、恵くんが俺に気づいて声を出した。
その声に隣の青年も目隠ししてる奴もこっちを見た。
五「A!おかえり〜!会いたかっt_」
『久しぶり〜、恵くん。あ、もしかして君が宿儺の器くん?!』
毎度毎度抱きついてこようとする悟は今は無視して押し退ける。
伏「お久しぶりです」
虎「俺虎杖悠仁です!お兄さん誰?!」
『一瀬A、ここの教師。1年担当の副担だよ』
虎「なるほど!」
五「ねえ無視?」
はいはい、と宥めるように返事をしてから俺は虎杖悠仁くんをじーっと見た。
虎「?」
『あはは、マジで混じってるね』
五「ウケるでしょ。いやあ器見つかったのはこちらとしても助かるね」
『そうだな。じゃ、これからよろしくな、悠仁くん』
虎「うっす!」
んでもって明日はもう1人の1年を迎えに行くらしい。悟が明日の予定を伝えてから、1年2人と別れて悟と俺は寮を出た。
『あの子かなり良い子だろ。善人すぎね?』
あんな良い子にまで呪い祓うの教えるとか物騒すぎる世の中だな。元々だけど。
五「そうだね、でも指食うんだよ?かなりイカれてるって」
『ま、それもそうか…。じゃあ俺はそろそろ、』
五「え、帰るの?」
いや帰りますけど。帰って寝たいんですけど。
『今回コピったのお前だぞ。こちとら疲れてんの』
五「えぇ〜、勝手にコピってったのAじゃーん!僕が気許してるからってホイホイコピーしてたらいつか死んじゃうんじゃないかって僕は心配してるんだよ」
悟は俺に気を許しているのか、触れればすぐにコピーできる。今回も寝癖直しを装って術式をコピーさせてもらった。
それが心配だと喚きながらギューッと帰ろうとする俺を後ろから止めてくる悟の足をげしげしと蹴る。
『別に心配なんてしなくても慣れたよ』
五「んー。ねえ、ホントに帰るの〜?」
『帰る。眠い。あと離せ、邪魔』
五「10日間ぶりだよ10日!悟くん寂しい〜!」
『…はあ。じゃあ仮眠室にいる。でも寝るからな』
五「じゃあ僕もそこで仕事終わらせよーっと!」
仕事あるなら1人でやってほしい、という言葉は出さずに俺は出張での愚痴を悟に吐きながら2人で仮眠室に向かった。
___
カタカタとパソコンを打つ音が部屋に響く。それが程よい騒音になり、普段ならぐっすり寝れる__が、今はそうもいかなかった。
この目の前に見える白髪の男をどうにかしなければ。
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いちご牛乳(プロフ) - 砂糖さん» ああああ‥‥ありがとうございます、、嬉しいです!!やっぱり絡み見たいですよね( ˙-˙ )笑書けたら書こうと思います(●´▽`●)頑張ります〜!! (2020年10月28日 0時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
砂糖 - いつも更新お疲れ様です!!男主の小説が少ないのでこの小説を書いてくださって感謝しかないです。年齢制限の絡み…気になります()無理のない程度に更新頑張ってください、応援してます! (2020年10月26日 22時) (レス) id: f640eaedb5 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - りんたろうさん» そんなふうに言って下さるととても励みになります…年齢制限のものは書ける暇があったら書こうと思います(^-^)頑張ります!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年10月21日 17時) (レス) id: 78f1b03d1a (このIDを非表示/違反報告)
りんたろう(プロフ) - いつも面白くて読ませて頂いています!!!!年齢制限のやつ…とてもみたいです()このご時世ですのでお身体に気をつけてお過ごしください!楽しみにしています! (2020年10月21日 3時) (レス) id: ba7f2d4d8d (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - 復活待ってます!すごく面白かったです! (2020年6月28日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2020年4月11日 3時