どうも、高専教師やってます。

16話 ページ16

そこに、先生ー！とめちゃくちゃ元気な声が聞こえた。

虎「はやく皆のとこ行こうぜ」

感動の再会に2年の先輩、京都校なんかも現れるしで悠仁の目はわくわくだらけでキラキラしていた。

五「悠仁…もしかしてこのまで引っぱって普通に登場するつもり？」

虎「え。違うの！？」

五「死んでた仲間が二月後実は生きてましたなんて術師やっててもそうないよ」

まーた何か変なこと考えてるよこのバカ…

五「やるでしょ。サプライズ！」

普通に登場でいいだろ。

虎「サプライズ…」

そんな俺の心の声は届くはずもなく、悟は僕に任せてよと意気込んでいる。

五「一年は嬉しさと驚きで泣き笑い、二年も京都ももらい泣き。嗚咽のあまりゲロを吐く者も現れ最終的に地球温暖化も解決する」

本当に何を言っているんだろうかコイツは。バカなのか、ああバカか………

虎「イイネ！」

いいのか！？

虎「何したらいい！？先生俺何したらいい！？」

五「何もしなくていい！僕の言う通りにしろ！」

虎「だから何したらいい！？」

まあ楽しそうだし、何でもいいか。

＿＿＿


『おい悟！こんな全力疾走する必要あるか？！』

五「いやいや大事だよ登場ってさ！サプライズにインパクトは付き物なんだから！」

あ、皆の姿見えた。よし、もう俺は歩こう。ここからでも向こうの声は聞こえるし。

悟はというと、物凄いスピードで走って行った。元気な奴だなアイツも。

五「おまたー！」

あ、歌姫先輩いる。絶対舌打ちしてんなあの人。

歌姫先輩とは高専との時からの仲で、悟をかなり嫌っている人でもある。彼女曰く、たしかに悟は顔は良いが、たとえ泥水に清い水を混ぜたところで泥水は泥水。まあそういうことらしい。

歌「五条悟！」

三「(五条悟！)」

五「やぁやぁ皆さんおそろいで。私出張で海外に行ってましてね」

パ「急に語り始めたぞ」

そして俺はその後に続いて登場させてもらった。

『いやごめんねごめんねー！騒がしくなっちゃってさ！』

歌「アンタもいたのね」

『久しぶりですねえ歌姫先輩。相も変わらずお綺麗で〜。あ、そうそう。京都の皆にお土産』

俺は京都の生徒に小さいミイラのような人形を渡した。

五「歌姫のはないよ」

歌「いらねぇよ！」

五「そして東京都の皆にはコチラ！」

『ま、これはみんなびっくりするぜきっと！』









禪院真希→禪希「」
禪院真依→禪依「」

と表記します！見間違いに注意して下さい！

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