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《たまには誘ってみよう作戦》2 ページ28

しばらく作戦の話をして、晩御飯の準備をしていると、任務から宇髄が帰ってきた

『あ、お、おかえり』

宇「あぁ、ただいま」

作戦のことを話していたせいか、上手く宇髄の顔が見れない

┈┈┈┈┈┈┈

須「作戦は今夜決行です!」

『いや早いッ!!』

ま「思い立ったらすぐ行動…ってやつだな」

雛「まあ長引かせたら、須磨ちゃんがたぶんポロッとこぼしちゃうと思うし…遅くても明後日くらいには決行しましょうか」

須「えぇ!?雛鶴さんなんか今私の事…」

『ですね』

須「Aくんまでぇ!?」

┈┈┈┈┈┈┈

そんなこんなで今夜決行、というふうになってしまっているが、

『(今夜って、流石に早いと思うんだけど…いやでもほんとにさっさとしないと須磨さん言っちゃいそうだし…)』

俺が机を拭きながらムム…と悩んでいると、

宇「俺、先風呂入ってくるから、食ってていいぞ」

『あっ、うん、わかった』

鬼の血で汚れていた宇髄は、着替えを持ってさっさと風呂場に行った

__

そのあとは結局宇髄が風呂から上がってくるのを待って、みんなでいつも通りご飯を食べた

『俺も風呂入ってきますね』

須「はーい!」

脱衣所で服を脱ぎながら考える

『(誘うって、どう誘うんだ?慣れないことするってなると全くわからないな…。いつもどうやって誘われてたっけ…?)』

ぐるぐると考えていると、思い出したくもないことまで色々出てきて俺は一人で顔を赤くしながら風呂に入った

__

『ひなつるざんだずげでぇぇぇ』

雛「あらあら…」

俺は悩みに悩んだ末、雛鶴さんに助けを求めた

『どどどど、どうやってあの、さそ、誘えばいいんですかね!?』

雛「Aくんは、顔を見て言うのが恥ずかしいの?」

俺がコクコクコクコクと頷くと、雛鶴さんはうーんと悩んでから、ひらめいたように顔をパッと明るくさせた

雛「なら、もういっそこういうのはどうかしら__」

俺はそれを聞いて、他に案なんて無いし、顔を見ればたぶん絶対言えないから、俺はその案に乗ることにした

__

『(心臓が、飛び出そうだ…)』

ドクドクといつもより速く強く鼓動を打つ胸を、深呼吸をして落ち着かせる

『(俺は初心者かッ!!)』

こんな、「誘うだけで何パニクってんだよ柱だろ」なんて思ってるそこのお前。その柱様が直々に壱ノ型お見舞してやろうか!?

宇「A?」

急に後ろから俺を呼ぶ声がした

『…う、宇髄…』

宇「どうした、寝ないのか?」

よし、もうこれは今しかない

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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時

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