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その後、9 ページ18

須磨さんに泣きつかれ、宇髄邸に泊まり始めて二日が経った

『(俺、いつ自分の屋敷の床に入って寝るんだろう…)』

俺は今留守を任されている。宇髄には好きに使えと言われたけど、何もすることがないわけで…

『んん〜…』

そうしていると、玄関がガラッと開いてお嫁さんたちが先に帰ってきた

須「ただいま戻りましたよAくーん!」

『おかえりなさい』

俺は玄関まで行って出迎えた

雛「お留守番ありがとう、Aくん」

『いえ、泊まらせてもらってますし』

ま「ね、私、Aに聞きたいことあるんだけど」

聞きたいこと?まきをさんが、俺に?

『はい?』

ま「ぶっちゃけ、天元様のことどう思ってるの?」

帰って早々、何言われるのかと思ったらなんだ、そんなことか…

『…え、ぶっちゃけるも何も、…んー…なんだろうなぁ。同じ柱の仲良い奴…とか』

須「もっとこう、ないんですかぁ?!」

もっとってなんだもっとって!?

『もっとってなんですか!?』

雛「Aくんは、この間の天元様からの接吻は嫌じゃなかった?」

『え?あぁ、まあ…たぶん…』

ま「なら、嬉しかった?」

嬉しい?

『……は、えっ?』

嬉しいとか言ったら、なんかそんなのまるで俺が、

宇髄のこと、好き、みたいな…

『嬉し…くないです!えっ、あ、ちがっ。いや、違わないけど、えっとあの、』

俺があたふたしていると、お嫁さん達は顔を見合わせて俺の方を見て、ニヤニヤしてきた

『な、なに…』

須「Aくん、私たちは四人目が増えても大歓迎ですよ!」

『…はっ!?』

俺が素っ頓狂な声を上げた時だった

宇「おい、家主が帰ったぞ」

『……』

このタイミングで帰ってきやがったこの野郎

雛「おかえりなさい天元様。すみません、少し話し込んでしまっていました。晩御飯の用意、してきますね」

ま「私もいってきますね。ほら行くよ、須磨」

去り際、頑張ってねAくん、と言われた

『(俺は一体何を頑張ればいいんだ…)』

__

ポツン、と二人で机を挟んで座る

『(気まず、えっ、なんか話せよ頼むから!)』

宇「何話してたんだ?雛鶴たちと」

『え、あぁ、それは……』

┈┈┈┈┈┈┈

「嬉しかった?」

┈┈┈┈┈┈┈

『………あああああ嬉しくないぃぃぃ!!』

宇「は?おい、待て」

逃げようとすると、腕を掴まれてそのまま引かれ、バランスが崩れた

『うわ、っ』

俺は宇髄の胡座の上に座る形になった

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いちご牛乳(プロフ) - のいさん» 18歳以上の作品も見れるように設定すれば、検索して出てくると思います(--;) (2019年12月27日 15時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
のい - 裏話?のやつって、何処に出してるんですか? (2019年12月27日 10時) (レス) id: 5d527c9cfe (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - ふくさん» 『刻龍先生と宇髄先生』という作品です! (2019年12月14日 1時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)
ふく - 新作はなんと言う名前ですか? (2019年12月13日 20時) (レス) id: 61180c9817 (このIDを非表示/違反報告)
いちご牛乳(プロフ) - 深月あかざさん» ありがとうございます〜!!! (2019年12月7日 0時) (レス) id: b753706ca9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:いちご牛乳 | 作成日時:2019年12月2日 13時

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