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第二十話:いじめ ページ24
No side
〜数日後〜
「ふっ、クソ女」
「....(服どうしましょうか...)」
そういって女が玲佳に掛けたのはトイレの水だった。
玲佳がトイレに行こうとした途端これだ。
あれからというもののいじめはどんどん悪化していた。
本人はさほど気にしていないようだが、少しずつ事は大きくなっていってるのだ。
玲佳がジャージに着替え教室へ戻ると次は教科書が破かれたり、濡らされたり。
これも本人は気にしていないが、
「(おい、授業どーすんだよ)」
ということだけ考えていた。
〜一方降谷達は〜
「なぁ...ゼロ先輩どうしたんだろう」
「嗚呼..心配だな最近来ないし」
そう、最近の玲佳は濡らされたものの始末や、降谷達に迷惑をかけないように昼休みに中庭へ行っていないのだ。
その事を知らない降谷達は玲佳の事を心配していた。
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