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『喉乾いた…』





風邪を引くとこんなにも暇なのか、と思いながら1階のキッチンへ行きお水を飲んだ。








ピンポーン





家中に響いたチャイム音にすこしびっくりし、





宅配だろう、と玄関へ向かった。








『はーい。どちらさま…』




思い玄関の扉を開け、チャイムを鳴らした主を見て目を見開いた。



爆「あっ、おい!A!」





『勝己くん…!え、学校は……終わってる時間か…』




爆「寝ぼけてんじゃねぇよ。……本当に風邪ひいたんだな。」





『え、嘘だと思ったの?』






爆「俺のせいで、休んだんかと思った。」







『いや、いやいや、もう気にしてないから。』







俺のせい、とは昨日の路地裏の件のことだろう。






『心配してくれたの?ありがとう。』





爆「んだよ、今更礼とか、気色わりぃ」





『そこまで言わんでも……』








少し俯くと伸びてきた勝己くんの手。









爆「まだ、熱あるな。」







おでこに当たった温かい手







ふわっと香るニトロの匂い。









『近いよ……』








爆「今更何言ってんだよ。」









近さにドキドキしていた私の心は








爆「幼馴染だろ、普通だろ?」









この言葉でまた暗くなってしまう。









『あ、勝己くん上がってかないの?』









いつもならズカズカ人の家に上がってくる勝己くん。






爆「いや、いいわ。じゃあ帰るな。」









『そっか…わかった。ありがとう』









彼女さんのことを気遣ってるんだね。

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設定タグ:ヒロアカ , 轟焦凍 , 爆豪勝己   
作品ジャンル:恋愛
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かっちゃん - 早く続きが気になります! (2019年1月16日 16時) (レス) id: 1e0698d648 (このIDを非表示/違反報告)
- 続きどちゃくそ気になります (2019年1月11日 19時) (レス) id: 73a3d9ce80 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2019年1月6日 23時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
けい - くぅ〜!!夢主ちゃん幸せになれー!落ちはかっちゃん希望です!更新頑張って下さい!! (2018年12月27日 19時) (レス) id: 53eea32dce (このIDを非表示/違反報告)
粼 真緒(プロフ) - 凄く面白いです!落ちは轟くんが良いです(≧∀≦) (2018年12月27日 2時) (レス) id: ea9de3da8d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凛。 | 作成日時:2018年9月22日 16時

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