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じゃあね〜、またね〜
ってみんながぞろぞろと帰って行く中
少し背伸びをして下駄箱を見ると、
あ。いる…。
待ってる、どうしよ。
肩をすぼめながら、
紺のダッフルコートのポケットに手を突っ込んで
茶色いバーバリーチェック柄のマフラーに
顔を埋めて玉森先輩は立ってた。
"あ、まったね〜
ばいば〜い
あしたね〜"
って、相変わらずゆるゆるでみんなに手振ってる。
その隣にいるのは…
玉「ねぇ、早く帰って？」
？「えぇ〜だって玉が誰待ってるか気になるんだもん」
玉「もいいって…
早く！宮田！」
あ、あの人が宮田先輩か(笑)
なんて見てたら、
くるっと急に振り返った玉森先輩と目が合う。
「…ｯｯ！？」
驚いた私に
不思議そうな顔をしながら
こっちに近づいてきた。
玉「どしたの？」
「あっ、っと…」
玉「もしかして…――――やだった？」
いきなり捨てられた子犬みたいな目で見るから
え。かわい。なんて思っちゃって、
思い切り首を横に振って
玉「あ…よかったぁ、
ふふ、んはは、」
「へ、」
玉「そんな首振ったら頭取れちゃうよ(笑)」
って笑って、
すとっぷ！って大きな手が私の頭に止まる。
玉「よ〜〜し、いいこいいこっ
じゃ、行こっか」
私は頷いて、
先輩の後ろについて行こうとすると
こんちゃ！って宮田先輩が顔を覗かせた。
玉「あ、こいつ。宮田。」
宮「どうもどうも〜」
って、満面の笑みで頭を掻きながら笑ってる。
凄いいい人そう…。
この二人の会話、凄く緩そうで平和なんだろうな
なんて、勝手な妄想をしちゃった。
玉「はい、どいた〜
どーーーん」
宮「あ、ひどいぞ玉〜(笑)」
玉「邪魔すんな！」
まるで幼稚園児の争いみたいで
玉森先輩の陰に隠れて笑っちゃった。
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あーる(プロフ) - みぃさん» えぇ！そうなのですね！凄く凄く嬉しいです！ありがとうございます(;_:)期待に応えられるように頑張りますね！ (2022年1月22日 18時) (
レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - あーりんさん» はじめまして！コメントありがとございます（*^ ^*）わかります！(笑)ですが！ん〜！ひろもいい！と、なって頂くようにこれからの展開楽しみにしていて下さい！(笑) (2022年1月22日 18時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
みぃ(プロフ) - とても楽しくて一気に読みました！続き気になります♪楽しみにしていますので更新待ってます(●︎´▽︎`●︎) (2022年1月21日 17時) (レス) @page50 id: 50bd3f33bc (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - はじめまして。いつも更新楽しみにしています。個人的には玉森先輩とくっついてほしいですが…今後の展開に期待しております！ (2022年1月2日 23時) (レス) @page50 id: bd02f04d72 (このIDを非表示/違反報告)
あーる(プロフ) - 桃マスカットさん» コメントありがとうございます(;_:)キュンキュンしていただけで凄く嬉しいです！！この二人に揺れ動いてる主人公羨ましい！(笑)ご期待に応えられるように頑張ります！ (2022年1月2日 13時) (レス) id: 93533482e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーる | 作成日時：2021年11月25日 22時
