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「どうして…」
『ごめん…』
謝らなくていいから、理由を聞かせて
『…さいごに……会いに来てくれて、うれしかった……』
「……涼介……？」
さいご？
どういうこと…?
涼介の指が頬に触れて、柔らかい唇が重なった。
なんの温度もない人形みたいな感触に、背筋がぞっとする。
離れた涼介の瞳が、だんだんと曇っていく。
…けい…
大好きだよ
「……ぇ………りょうすけ…?」
目の前にあった姿が薄れていく。
掴んでた手も、感触がなくなって触れられなくて
なに？
どうして…？
涼介が消えちゃう
これから
一緒に居られると思ったのに
「…やだ……いやだ………、りょうすけ……」
いかないでよ
おれをひとりにしないで
ずっと、一緒にいようって言ったのに
「なんで…」
目の前に今まで居た姿が
抱きしめていた身体が、もうどこにもない
大好きな匂いもあの温もりも全部
嘘みたいに消えてしまった
｢………涼介の……ばか……｣
ぼたぼた落ちてく涙で、ずっと大事に持ってた絵が濡れていく。
黒い獣がいた絵は、真っ白に変わっていて
もうそこには誰もいない。
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はな(プロフ) - 返信遅れてごめんなさい(＞＜)ありがとうございます!!!何よりうれしいです!!好き勝手書ていますが、ちゃんとハッピーエンドになるので、どうかこれからもよろしくお願いします！ (2018年11月1日 1時) (
レス) id: 9619f20ec7 (このIDを非表示/違反報告)
ジャンプlove - とてもこの作品好きで何度も読んじゃってます！続き凄く凄く楽しみにしてます！待ってます♪ (2018年10月30日 17時) (レス) id: 1b7715a916 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2018年10月16日 12時
