10:先輩 ページ12
今、私は変な人に追いかけられている。
昨日、プロデュース科への編入が無事にできたので、2年A組のあんず先輩に挨拶に行こうとしたら
パシャパシャ
廊下の隅から盗撮された
『や、やめて下さい！！！』
瀬名:｢えー？だってめっちゃ整った顔してるし……撮らなきゃもったいないじゃん？｣
パシャパシャ
『それ、犯罪ですよ？盗撮です！』
瀬名:｢なっ、待って！逃げないでー！｣
ドンッ！！逃げていると、誰かにぶつかってしまった
『す、すみません………』
羽風:｢うわぁ、2人目の女の子だ。1年生の方だね。2年の子は可愛かったけど、君は綺麗系だね｣
『へ？あ、あの……急いでるんで！』
身の危険を感じ、咄嗟に逃げようとする
羽風:｢待って｣
でも、呆気なく腕を掴まれてしまい、逃げることが出来ない
羽風:｢そう怯えた顔しないでよ……女の子に酷いことしたりしないからさ………それより、メアド交換しない？それからデート行こっか？｣
『は、離して…………』
この学園、変な先輩多すぎでしょ！
守沢:｢こらー！女の子が嫌がっているだろう！離してやってくれ！｣
カオス！また変な人来た！！！
羽風:｢千秋君じゃん……面倒だなぁ。はいはい。離せばいいんでしょ？｣
守沢:｢うむ！ありがとうな羽風！大丈夫か？新入生？｣
『あ、はい。ありがとうございます』
守沢:｢うむ！ヒーローは、困っている人を助けるのが仕事だからな！困っていたら、大きな声で俺を呼ぶといい！｣
『は、はい。わかりました。』
うん。やっぱり変な先輩しかいないね………
やっとのおもいで2年A組に着くと、廊下にいたオレンジ頭の先輩に話しかけられた
明星:｢うわぁ！女の子だ！君、1年生？何組？お友達になろ！それからそれから、お金ちょーだい！｣
カツアゲ！？ガラ悪い！怖っ！上級生怖っ！！
氷鷹:｢こら明星！恐喝するな！印象悪いぞ！｣
明星:｢恐喝じゃないし！お願いだし！｣
氷鷹:｢まあいい。それより、1年生か？このクラスに用事があるのか？｣
『あっ、えっと、、あんず先輩って、いらっしゃいますか……？』
氷鷹:｢転校生に用事か……ちょっと待ってろ。呼んでくる｣
この黒髪の先輩は怖そうだけど、きっと私が出会った先輩の中ではまともな方だろうな………
あんず先輩が変な人だったら私、死んじゃうかも
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箱推しになりがち人間(プロフ) - 初コメ失礼します。伏見君は多分生徒会ではないと思います。姫宮君の手伝いをしているだけだったと･･･違ったらすみません。とても面白いです。頑張って下さい。 (2022年4月9日 17時) (
レス) @page15 id: 9c39c484b8 (このIDを非表示/違反報告)
クテシフォンらるるん(プロフ) - Kazu-mochiさん。初めまして、クテシフォンらるるんです。この度は本作をお読み下さり、ありがとうございます。確認したところ、閣下ではなく、殿下でしたので、修正致しました。ご指摘ありがとうございます！これからも、楽しんでいただけるよう、頑張ります。 (2021年2月22日 20時) (レス) id: 35ac981bdf (このIDを非表示/違反報告)
kazu-mochi(プロフ) - 初めまして！素晴らしい作品をありがとうございます！日和くんの小説は読んでいませんでしたが、とても面白かったです！(あと、茨くんが日和くんを呼ぶときは閣下ではなく殿下ですよ。閣下は凪砂くんです！間違ってたらすみません(；´Д｀)これからも応援してます！) (2021年2月18日 16時) (レス) id: 2505b4e935 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん x他1人 | 作成日時：2021年2月11日 7時
