23:恋�� ページ24
大神晃牙side
あんずの荷物運びを終えたあと、ちょうど昼休みのチャイムが鳴ったので食堂に来た
すると、Aの姿を見つける。
｢オイ！A…………っ｣
呼ぼうとしてすぐに口ごもる
｢アドニス………｣
和食の乗ったプレートと、焼肉定食の乗ったプレートを持ってAの前に座るアドニス
それを受け取りながら笑顔を返すA。
｢アイツら………付き合ってたのかよ……｣
Aが筆談用ノートに何か書く間、アドニスは優しい眼差しでそれを見守っていてた。
まるでカップルのようだ
俺と違って、とても紳士的で優しいアイツなら、Aとお似合いかもしんねーな
そう思うと気分が悪くなって、結局何も食わずに食堂を飛び出た
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Aside
乙狩先輩はこの前あげた焼き鳥のお礼がしたいと言ってランチを奢ってくれた
｢お前、話せないんだってな。いつもそのノートを持ち歩いてるのか？｣
『・・・・』コクコク
｢そうか。この前は焼き鳥をありがとう。とても美味かった｣
《良かったです。こちらこそランチをご馳走様です》
｢ふんふん。いや、気にするな。｣
乙狩先輩は私が字を書き終えるまで見守ってくれて、書き終わってから読んでくれた
普通の人は、書いてるそばから次の言葉を予想して、書き終わる前に話し始めるけど、乙狩先輩は優しく見守ってくれていた
ちょっと天然なところがあるけど、紳士的で優しい人だな……晃牙先輩のお友達(たぶん)だから優しいのかもな……
｢Aで名前は合ってるか？｣
『・・・・』コクコク
｢元気がないように見える。どうかしたのか？大神と何かあったのか？｣
《どうして晃牙先輩の名前が出てくるんですか？》
｢最近、大神とAはよく一緒にいたからな。それに、昨日、ダンス動画を見て、お前は大神に恋してるように見えた｣
ギクッ！！！
｢相談相手がいないなら、未熟だが話を聞いてやる。弱いものは俺が守ると決めてるんだ｣
この人、ちょっと論点ズレてるよね……でも、相談するのもアリなのかな……
でも、失恋したんだから相談する必要はない
《大丈夫です。何かあったら相談します》
｢そうか。分かった。｣
失恋しながら、乙狩先輩と仲良くなりました。
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さぁ - 私は大神晃牙が最推しなので凄く楽しみながら読んでました...！体育館倉庫のところとかもうね、うん← 本当にお疲れ様でした！新作楽しみにしてます！ (2021年6月3日 18時) (
レス) id: fd66046518 (このIDを非表示/違反報告)
碧生 - 凄い好きです！更新お待ちしております┏○ﾍﾟｺｯ (2021年3月10日 22時) (レス) id: 7ffc4172b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クテシフォンらるるん | 作成日時：2021年3月8日 14時
