【銀魂×約束のネバーランド】 雪の降っていたあの日

44退院プレゼントはバズーカで。 ページ49

んー。やぁぁぁぁぁと、退院出来た！

本物の病院で治してもらえば2週間で治るものなのね…。

「ただいま戻ったよ。」

山崎「佐久夜副長！治ったんですね!!
お見舞いに行けなくてすいません…。」

「いいのよ。ザキも仕事だったんでしょ？」

と私は道の横に避けた。

ドカーン！

沖田「チッ。命中したのはザキだけか。」

「あのさ、治ったばっかなのにバズーカ撃たないでよ。」

あーあ、ザキアフロになっちゃったよ。

ん？ザキアフロ？なんか面白い。

「私素振りしてくるわ。」

スクスクと笑いながら私は去っていった。



沖田「何1人でクスクス笑ってんだか…きめェ。
なぁ、ザキ。アイツァ、真選組(ここ)からいなくなると思うか？」

山崎「なんですか急に…。
俺はいて欲しいですけどね。
突然ふらりと現れた女神のような力の持ち主ですもの。容易く、手放すのは損だと思いますよ。
まぁ、1番は彼女の意思ですけどね。」

沖田「そうかィ……。
お前いつの間に髪型変えたんでさァ。」

山崎「アンタが強制的にこの髪型にしてきたんだろ。」






「あれ？終兄さん。」

私が廊下を歩いていると、縁側に座っている終兄さんを見つけた。

斎藤“A副長…。先日、柱が真選組を辞めてしまって…。”

あー、なるほど。

いやでも、アイツ桂なんだけど。

思いっきり敵なんだけど。

ていうかアイツが辞めたの昨日かよ！

えー？トイレットペーパーコンプリートしたのかな…。

「えーと、それは残念だったわね…。
また次があるわよ！」

斎藤“A副長…！”

「じゃあ私は近藤さんに挨拶してくるわ。」

狙われたのが私だけでよかったわ。

もし“4人”の暗殺なら乱闘になってたなこれ。

「近藤さん。A、ただいま戻りました！」

近藤「おぉぉぉぉ!!Aーー！」

泣きながら縋ってくる近藤さんに私は平手打ちをいれた。

バシッ！

近藤「なんでぇぇぇ?!」

「いや、反射神経が働きました。」

すると後ろから声がした。

土方「おい、その辺にしとけ。」

沖田「あ、近藤さん。さっき隊士達が呼んでやしたよ。」

近藤「あぁ！分かった。今行くぞ！
あ、A。体は大切にしろよ！」

そう言って近藤さんは行ってしまった。

「じゃあ、私も素振りに。」

後ろでガシッと両肩を掴まれた。

土方/沖田「ちょっと話がある。」

「………。」

絶対過去のこと問われる…。

話したくないな…。

良くないことばかり思い出すもの…。

私は黙って2人について行った。

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