35知らないお店に寄ってはいけません! ページ38
はぁーーー。
前回のことから潜入調査の基本をザキと土方さんにガミガミ言われたなぁ。
おかげでなんかフラッフラするわ。
私、あーゆー長ったらしい話をじっと聞くのは苦手なんだよね…。
ん?そういえば、前にザキが「100円でガラガラ回せて景品がいい!」って言ってたな。
気晴らしにしてみるか。
ショッピングモールの近辺に行くとあった。
「すいませんー、1回お願いします。」
おばさん「はいよ。」
私はおばさんに100円を手渡すと、回した。
ガラガラガラガラーーコロッ
中から水色の玉が出てきた。
おばさん「おぉ!4等じゃないかい!」
「え、4等ですか…。」
おばさん「何言ってんのよ、うちは100等まで用意してるんだから凄いものよ!」
「どんだけあるんだよ!
えっと…景品はなんですか?」
おばさん「これね!また来てちょうだーい!」
そう言われ、強制送還させられた。
渡されたものは……え、酒かぁ。
飲めないわ…。……帰ってみんなにあげようかな。
貰った袋の中には5本ほどの酒瓶が入っていた。
夜でも屯所は賑やかよね…。
山崎「あ、佐久夜副長おかえりなさい。」
「…ただいま。」
山崎「機嫌悪いですね。」
「さっきのような長い話は苦手なのよ。」
耐えることは出来るけど、嫌といえば嫌なタイプ。
私は近藤さんの所に行った。
「失礼します…近藤さん。」
近藤「おぉ!Aか!」
「これ、お土産なんですけど……」
近藤「酒か!うん、皆を集めて栄酒でもするか!」
流石近藤さん、ノリがいい!
「そうですね。私はジュースでも飲んでいます。」
近藤「悪いな…。」
「いいですよ、たまには隊士たちにも休息が必要でしょ?」
私はそう言って風呂へ向かった。
「ふぅー。」
私はタオルを頭に被せながら廊下を歩いていた。
もう皆飲んでいるかなぁ。
ま、私が飲むわけじゃないし…
そう言って皆が集まっている部屋を開けると、盛り上がっていた。
「うわぁー。出来上がってるわね…。」
山崎「副長、来たんですか。」
「ええ、まあ様子を見に…。って、ザキは飲んでないの?」
山崎「明日仕事があるので…。
俺以外にも何人か飲んでませんよ!
あの酒、副長が持ってきたんですよね?」
「この前ザキが言ってたガラガラ?ショッピングモールの前の。じゃあ当たったわ。」
山崎「え、俺そんなこと言ってませんよ?」
「え?」
山崎「え?」
36変な薬を甘く見てはいけない。→←34隠し通路のロッカー…略して隠しロッカー?いや、なんか変。
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あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時