32 2人のタッグは恐るべし ページ35
原田「あ、A副長。」
「どうしたの?原田。」
屯所に戻ってすぐに原田に呼ばれた。
原田「さっき、土方副長が探していたぞ。」
「そう、ありがとう。」
土方さんがかー。
一応仕事だし、行かないわけにはいかないよね…。
朝のこと聞かれなかったらいいけど…。
「土方さーん。なんの用かしら?」
土方「お、帰ったか。まあそこにでも座れ。」
「仕事の話じゃなかったら話さないわよ。」
土方「……安心しろ、仕事だ。」
こりゃ、仕事の話に混ぜて聞き出すつもりだったな。
土方「潜入調査を頼む。近頃新しいホスト店ができたんだがそのホスト店、どうやら攘夷浪士が絡んでいて男見つけりゃ無理やりホスト定員にし、女見つけりゃ金が無くなるまで返さねぇ。」
「うわぁ。それは厄介な。
え、でも私まだ子供だけど。」
土方「変装でもすりゃバレねぇだろ。
それと、ホスト定員としての捜査として総悟にも行ってもらう。」
「……で、そのプランを考えろってわけね。」
総悟と一緒なんぞ聞いてないー!
どんな接客されるか…。
「はぁ。分かったわ、すぐ作る。
実行日はいつなの?」
土方「明日だ。急ですまない。」
「大丈夫…とにかくそのホスト店潰せばいいんでしょ?」
沖田「そうでさァ、バズーカで吹き飛ばしてやるぜ。」
いつの間にいやがったんだよ…。
土方「いや、被害者おるからな?!」
「被害者非難させてから火の渦にしたらいいじゃない。」
沖田「お、たまにはたまにはいいこと言うじゃねェか、A。」
たまにかよ。
土方「いや普通に逮捕しろよ?!
こえーよ!お前ら!」
「攘夷浪士なんて殺してなんぼでしょ。
最近過激派組織が増えてきてるし。」
沖田「土方さんもAも殺してなんぼですからねェ。」
土方/A「俺達/私達それぞれ1人ですけど?!」
沖田「副長の座を奪うのは当たり前じゃねェですか。」
「お前は1番隊隊長だよ。いい加減認めなさいよ。」
あ、と私は咄嗟に土方さんの机から筆と紙をかりてプランを書き出した。
「総悟、これ明日のプラン。
大体こんな感じでお願い。」
沖田「誰がこんなもの必要とするんでィ。
俺ァ実力派なんでさァ。」
「どうでもいいから、そんでもしないとお前すぐドS暴走するでしょ。大体でいいから。」
沖田「……はっ。あんまり書いてねェじゃねぇか。」
「あんたとのタッグよ。こっちの方がしやすいでしょ?」
私達はお互いに黒い笑みを浮かべる。
土方「いや、ちゃんとしろよ?!お前ら?!」
33未成年の2人のホストクラブ潜入調査→←31ついに動き出すのか?!
36人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あずきぱふぇ@狂愛(プロフ) - キャラが謝罪をw 私は全然いいです!むしろ指かんでんの可愛かったです!(銀時推し) (2021年3月24日 15時) (レス) id: 647e80459a (このIDを非表示/違反報告)
紅葉桜(プロフ) - Vさん» それは良かったです!!少し事情があって更新停止していてすいません……。これからも頑張ります!ありがとうございます!……ちなみに銀魂はマジで最高です。ぜひ見てください!! (2019年10月30日 18時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
V - 銀魂と約ネバのコラボ作品初めて見ました。私は、あまり銀魂に興味がありませんでした。でもこれを見て興味がわいてきました。ありがとうございます。 これからも更新楽しみにしています。 (2019年10月30日 10時) (レス) id: cb76a0c0de (このIDを非表示/違反報告)
未熟な林檎。(プロフ) - いっちご桜ァァァ!ほんま頑張ろ!いちご桜。のもオモロいよ!! (2019年7月3日 0時) (レス) id: e8ee42e7f8 (このIDを非表示/違反報告)
いちご桜。(プロフ) - 未熟な林檎ちゃぁぁぁぁん!!すっごい面白い!お互い頑張ろうね。 (2019年7月3日 0時) (レス) id: 93be246199 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅葉桜 | 作成日時:2019年6月30日 12時